「たまご」におけるブランド化で生き残る栃木たまご。

 長年価格の優等生とされた「たまご」はスーパーで200円(10個)と非常に安い。
そんな中、全国には
長野県伊那市の「大原農園 さくらたまご」
愛知県「櫛田養鶏場 おいしい赤卵」
鹿児島県「鹿児島農場 つまんで卵」
徳島県の「高嶺の卵」
和歌山県の「紀州 うめたまご」
などが有名です。多くが1個100円程度で販売されています。スーパーで販売させている卵の約5倍の価格です。

そんな中、栃木県にも「やまびこ卵」などのブランドたまごがあります。面白いのは
その販売価格と販売チャネルです。
栃木の卵はスーパーよりは高いですが、それでも約2倍程度です。そして販売チャネルが面白い。「栃木が丘ゴルフ倶楽部」でお土産として販売されています。1,000円/20個程度です。
お土産としては安く手頃です。でもよく考えると意外に高いのです。
別の栃木県ゴルフ場では「那須の御用邸卵」を販売しています。こちらも人気商品です。

たかが「たまご」されど「たまご」です。高級卵ブランド化、それとも中級ブランド化で進めるのか、そしてどこで販売するのか?全てマーケティングの成果です。
ちなみに「やまびこ卵」朝ごはんに食べましたが、物凄く美味しいという感じではありませんでした。普通です。(味が分からなくて生産者の方すいません。)
でもこの価格が、美味しいと多くの方に印象付けます。
このマーケティングは当社にも参考になります。

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