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Webマーケティング事例としてのSMOXの紹介

私が現在勤めている会社である長村製作所では、喫煙ボックスのSMOXという商品をWebで販売しております。

SMOX販売サイトはこちら

SMOXの特徴は、もともと公衆電話ボックスを作っていた長村製作所の高い技術力を生かしてつくられているため、組み立てが容易なわりには耐久性が高く、屋外にも設置が可能という点にあります。

また、コロナ時代に対応するための喫煙ボックスとして、1人用の小さなボックスから多くの人が入れるボックスまで複数サイズの展開をしており、これ以上のサイズにも別途お問い合わせから対応することができます。

喫煙ボックスを展開している会社は他にもいくつかありますが、長村製作所のSMOXのように36km/秒の台風にも耐えられるよに構造計算がされているようなものはそうそうないのではないかと思います。

こちらは東京の展示用に借りている事務所に設置してあるSMOXです。

カッティングシートをオプションで追加していただくと、中の人が周囲の目を気にせずにタバコを吸っていただけるようなシート加工を正面にお付けすることもできます。

このように、SMOXは高い商品力を持った喫煙ボックスではあるのですが、マーケティング上でいくつか課題がありました。

  • これまで長村製作所は販売を他の会社に任せていたため、お客様の声が直に入ってこない
  • 他の会社経由での販売なので、長村製作所という企業ブランドが浸透しにくい
  • 原価率を低く抑えて販売したい

これらの目的を達成するために、長村製作所では初めてとなるWeb直販に目をつけ、私がその担当者となりました。

この記事では、その経緯について事例として紹介したいと思います。

目次

ロゴ制作

ロゴの制作は、Webページのデザインと合わせてWebの制作会社に任せてしまうという手もありますが、私はロゴ制作にこだわりがあったため、最初につくりました。

ロゴを作るときに使ったのは、クラウドワークスというクラウドソーシングサービスで、安価で多くのクリエイターにデザイン案を募集するコンペを行うことができます。

長村製作所がSMOXを開発した際には、SDGsという国連が採択した17つの持続可能な開発目標の中から、分煙社会を通じての「住み続けられる街づくりを」「すべての人に健康と福祉を」といったことを強く意識していました。

SMOXのロゴはこのことを表現したデザインです。

ロゴ制作のときは、そのロゴで何を訴えたいのかが重要ですが、自分のお願いしたデザイナーがそれをうまく表現したデザインを作ってくれるとは限りません。

クラウドワークスのコンペ形式は、その点多くの候補の中から自分のイメージに近いものが選べるため、こういった感覚的な制作物を作るときにはおすすめです。

LP立ち上げ〜Google広告まで

LPとはランディングページ(Landing page)の略称で、顧客がGoogle検索などで検索した後に最初に着陸(Landing)するページを指す言葉です。

ランディングページの特徴としては、比較的縦長のページで商品をアピールするための営業文句を並べて、最後に問い合わせを得ることをゴール(専門用語でコンバージョンと呼びます)として、大きな問い合わせボタンなどをつけることが多くあります。

ランディングページにはあまりリンクを設けずに、1枚のWebページだけで完結するようになっていることが多いですね。

このランディングページを作るための費用はおおよそ20万円から100万円くらいの幅でピンキリという感じですが、額が大きくなるにつれて、リスティング広告などのマーケティング面まで面倒をみてくれる会社や、SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化の略称で、Googleなどの検索エンジンからの評価を高め上位に表示されるようにすること)などにも気を遣ってくれる会社が多くなる印象です。

この記事の最初に紹介したSMOXの販売ページも、ランディングページとして制作されています。

ところが、ランディングページの弱点として、情報量がWebページ1枚分しかないためSEO的に弱く、自然検索では「喫煙ボックス」などの検索ワードにたいして上位に表示させることが難しいという欠点があります。

そこで、当面の間はGoogle広告などのリスティング広告に頼ることにしました。

リスティング広告とは、Googleなどの検索サービスを提供する会社にお金を払うことで、ターゲットとなるキーワードで検索されたときの広告枠に自分のWebページへのリンクを掲載してもらう広告です。

月々、お金がかかるのが難点ですが、その分確実に自分たちの商品を必要としているお客様に商品のアピールをすることができます。

Webページを作ったばかりの頃は、自然検索からの問い合わせをつくるのは難しいため、まずはGoogle広告を出してみると良いのではないかと思います。

とりあえずの成功とコンテンツマーケティングへ

Google広告に月20万円ほどの費用をかけてリスティング広告を出した結果、長村製作所Webページの月間アクティブユーザーは元々約1500人ほどだったのが、3000人程度に増大しました。

問い合わせの件数としては、月々10〜20件ほどを推移しています。

20万円では喫煙ボックスの新規見込み客を10件も毎月開拓してくれる営業マンはなかなか雇えないでしょうから、まずまず成功したといえるのではないでしょうか。

今後は、さらなるSMOXの認知度を高めるために、広告以外での検索流入を増やす活動をはじめています。

SEO施策はおもに2つあり、1つはWebページの書式等を検索エンジンが正しく評価してくれるように最適化するテクニカルなものと、Webページ自体のコンテンツを増やすことでWebページの評価を高めるといった、コンテンツマーケティングと呼ばれるものの2通りがあります。

こちらについても後々別の記事で細かく紹介したいと思いますが、自分たちの企業ドメインの評価を高める作業は今後のネット社会において、とてつもなく重要になってくると私は考えています。

これまで、Webマーティングが重要なのはBtoCの世界で、BtoBではまだリアルの人のやり取りが重要であるという類のことが言われてきましたが、企業での決済権者が若返るにつれて、Webでのやり取りのほうがむしろ主流になっていくことでしょう。

昨今では、コロナ禍の影響もあり、商談もすべてWeb上で完結させるという企業も珍しくありませんね。

今後もみなさんがWebマーケティングをする上でのお役立ち情報や、おすすめの書籍など紹介していきますのでお楽しみに!

まとめ

  • Web販売のクイックスタートには、LP+Google広告の構成がオススメ。
  • 自分達の潜在顧客がある程度インターネット上にいることがわかったら、コンテンツマーケティングにも力をいれるべし。
  • 今後のネット社会においては、BtoCだけではなく、BtoBにおいてもデジタルマーケティング戦略の重要性が増していく。
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この記事を書いた人

日本の大学では経営学を、アメリカではビジネスを専攻。
元ITエンジニア。趣味でSaaSの開発なども。
現在は取締役として長村製作所に勤務。
ゲームは大体得意。

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