日本企業の衰退の要因

最近よく失われた30年と言う言葉が聞かれます。バブル崩壊後日本だけがGDPが全く伸びず、所得が増えていません。また企業資産価値のベスト10に日本企業は入っていません。
ではなぜそうなったか、それは政治家の無策もあるかもしれませんが、明らかに経営者資質の差だと想定されます。

とある大手通信会社の支社長を入れた全国Webにおいてのその会社の社長の発言を聞き及ぶと、やはりただのサラリーマンなんだと思います。
発言の内容は
「この会議で何も発言していない人は責任を果たしている思わない。」と社長自ら幹部社員を恫喝するそうです。くだらない、何をしようとしているのか?そんなに持ち株会社の飼い犬なのか?数万人を抱えた企業トップとは思えません。典型的な数字に厳しい猛烈部長タイプです。目の前の数字で社員を締め上げ数字を稼ぎだす。多分本人はそうして実績を上げ社長まで登り詰めたのでしょう。

さてこの手の話はどこでもよく聞く話です。それではなぜそのような会社は成長もしない、潰れもしないのでしょう。理由は簡単です、日本というある意味曲がりなりにも1億人規模のマーケットを持っているからです。
年齢のせいか上場企業の社長クラスと話すことが時々ありますが、ほとんどサラリーマンです。学校で言えば勉強ができる優等生です。全く魅力もありません。多分自分の担当部門の業績を上げるというテストで高得点を上げるのに長けているのでしょう。

よくゼロから1を生み出す、という言葉があり新事業や新製品の開発を任される社員も多いでしょう。その重圧に苦しんでいる方もいるでしょう。
しかしながら私が思うにゼロから1を生み出したものなどありません。どちらかと言うと既存にあったものやあるいは忘れられていたものを、使用用途を変えたりブラッシュアップしたものが全てです。だからそんなに驚くようなものでも無いのです。

そう言えばデリバティブが最近出てきた金融商品のように思えますが、最初に始めたのはイギリスでもなく今から400年前の大阪でした。
さらに言えば
微積分の発明者は「ニュートン」や「ライプニッツ」ですが、それより100年ほど前の日本で「関 孝和」と言う人がこの微積分に近いものを発見し、円やきゅうの面積・体積の求積法を発展させています。

なぜ日本が大政奉還以降急速に近代化ができたかと言うとこのような基礎が存在したことが大きのではないかと思えます。日本人日本社会にその下地があったのです。

さて本題の発展しない日本企業の実態。このようなサラリーマンに企業経営者をさせていることが問題なのです。経団連のメンバーしかり、政治家しかり、全体を俯瞰して見る目、人の能力を最大限活かす術が必要なのです。彼らにはありません。強いてあげれば上場を廃止し独自路線を歩む企業には生まれるかもしれません。
企業のトップがこれですから部下は自ずとしれています。
戦国時代でしたら簡単に倒せる相手です。なぜなら現代の企業トップと言う武将は天下統一など全く頭に無いからです。

我が社だけはそうならないようにしていきたいと思います。

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