テレビドラマなどでは、どんなに苦しくても明日は必ず来ると言いますが、本当は来ない人もいるのです。
明日もこの世にいるとは限らないのが、現実です。だからこそ今日、今を精一杯生きないと目を閉じる時に悔いが残ります。過去は過ぎ去ったもので何もありません、人は明日を生きる動物なのかもしれません。
本日、今年73歳になる先輩社員と朝から仕事の仕方でもめました。彼は彼なりに今までのやり方をただ続けているのです。だから大きなトラブルになった案件の原因が分からないといいます。なので問題をそのままにして次の案件に手をかけようとします。トラブルはそのままです。相手先は違いますが同じトラブルが続いています。
彼との会話の中で頭に浮かんだのが、表題の言葉です。自分に言い聞かせてるつもりで、今を精一杯生きたい。それが全てにしたい、明日は大好きな人にも会えないかもしれない。そして自分の不始末も置き忘れ、迷惑をかける明日を相手に渡すことになります。だからこそ経験にこだわるなど、もっとも人間がやってはいけないことなんです。常に今を生きる、それを先輩社員にも今から始めてほしい。それはすこぶるカッコ悪いように見られるかもしれませんが、確実に明日を生きた証になるはず。
私を含め60歳以上の社員が働く心構えの中、どうせ私は嘱託で現役社員のような給与もないんだから、責任もないと思いがちなのではないかと思います。全てはその甘えが原です。この歳になっても働く意味が腹に落ちていないなら、今からでも考え行動すべきです。私はいつも思います、会社の為に働くと言う人程、自分の為です。仲間の為に行動することが、結果として時には自分の為になることがあるかもしれません。その程度のことです。

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