唐突なタイトルからのスタートですが、警察に届けらた騒音苦情が30年前の3倍になったそうです。何が原因か研究してみると、妙なデータとリンクしているそうです。同じく30年前の近日気合いは約48%あったそうですが、現在は約13%とのこと。約1/3に減少しています。
つまり、近所付き合いが無くなった割合と騒音苦情件数が符号したそうです。
このことから想像できることは、騒音問題の本質はただ単に音の解消することだけでは解決できないということです。この問題の本質を見誤るととんでもないことになるということです。
騒音問題と近所付き合の割合からのアプローチはユニークです。
同じような話で1800年代のロンドンでコレラが大流行した時の解決策がユニークでした。
コロナを落ち着かせるために、医者、研究者は街をきれいにすることで感染が抑えられると、大量の水を利用し街を洗い流したそうです。しかしながらコロナは街をきれいにすればするほど感染が拡大したそうです。
ちなみにその時コロナ感染を鎮静化させたのは、統計学者だったそうです。
この統計学者は感染者の多くが特定の水道会社と契約している市民であることを発見し、この水道会社の契約を変更させたそうです。
(その当時ロンドンには10社の水道会社があり、コロナ感染者が多かったのは3社だったそうです)
統計学者は医学に知識はありませんが、統計という手法を使って解決したわけです。
なぜ、3社の水道会社だったかはまたブログに記載いたします。
問題の本質を見極めることの重要性を感じる騒音問題と近所付き合いでした。
これは日常の生活や、特に会社の仕事にいえることです。
一方方向の思考、正しいと固執する思考、問題が発生した時に持っているもの全てを捨てて最初に戻れない性格など、胸に手を当てると感じることができると思います。
残念ですがどのように言っても「自分は正しい」「正しいから変えない」という人は常にある割合でいるのも現実です。
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