ドコモら、約4km上空から38GHz帯電波の5G通信に成功 HAPSの早期実用化へ

スカパーJSAT、NTTドコモ、情報通信研究機構(NICT)、パナソニック ホールディングスは、5月28日に約4km上空からの38GHz帯での5G通信の実証実験成功について発表がありました。
NTTドコモの今年度計画を拝見するとHAPSの稼働は2026年となっています。これまでビルや鉄塔を中心に基地局整備が行われきた各通信事業社ですが、この度の能登地震等でのスターリンクを活用したネットワークの構築を見ると、遂に衛星、ドローン、飛行船などの地上の基地局、空、宇宙と複合的なネットワークビジネスが展開されると感じます。

当社においても「災害時対応用設備」「空の利用」を具体的に検討に入り、動画からAIの利用、自動運転など爆発的に増加するデータ量処理を可能にする通信ネットワークが必要な時代が到来しました。


その実現には意外に「泥臭い製品」が必要ではないかと考えます。
この泥臭いを得意とする私達はこの小さな会社から世界に展開できる製品を開発していきたいと今回のニュースを受けて考えています。

 本実験ではHAPS(High Altitude Platform Station:高高度プラットフォーム局)への搭載を想定して開発した38GHz帯 5G NTN通信基地局とコアネットワーク装置をセスナ機へ搭載。38GHz帯電波を送受信するために開発した自動追尾機能をもつレンズタイプのアンテナをHAPS地上局として利用し、地上局3局とセスナ機搭載局との間で5G NR方式を用いて複数のデータ回線を確立した。38GHz帯電波で5G NR方式を使用した、上空中継の複数リンクからなるバックホール回線の実証は世界初をうたう。

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