ケンタッキーの躍進と株主変更の要因

ケンタッキーフライドの大株主の三菱商事がカーライルというアメリカのファンド会社に売却されました。

ケンタッキーは売上高は好調で2021年1439億円が2024年は1760億円と伸ばしています。

売上が伸びた理由には中嶋祐子さんがマーケティング本部長に就任したことが大きいです。利益の高い製品とお客様の関心を持たせる利益率の低い製品の組み合わせが絶妙に上手いマーチャンダイングを行っています。

ではなぜこの様に好調なケンタキッキーを売却したのか、そしてなぜカーライルは今回のTOBで1300億円も支払ったのか?一つ言えるのは三菱商事にしてみればこの程度の売上規模には興味がないということなんでしょう。商社が事業の柱として飲食業としては取組まないということでもあるのかもしれません。

ちなみにカーライルは以前名古屋の一喫茶店チェーン店のコメダ珈琲を買収して全国に拡大して成功し、その後売却しました。また「はなの舞」も同様に同社が買収し全国展開を行いました。もしかするとカーライルにはこの飲食店チェーン事業のノウハウがあるのかもしれません。あまり独自の考えが全てと固執するよりも、新たな人間が独自の発想でマーケティングを大きる見直すということも大切なのかもしれません。

当社も新たなマーケティングを導入する必要があるようです。これは今いる社員がダメなのでなく、飛躍するには新たな目や頭や嗅覚が必要なのでしょう。

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