
この写真は、先週実家の兄からもらった「干納豆」です。食べたのは実に25年ぶりになります。
見た目は正直あまり良くありません。人によっては「うさぎのフンみたい」と感じるかもしれませんし、独特の強い匂いもあります。そのため、家族はみんな敬遠してなかなか手を付けようとしません。
しかし、この干納豆をお茶漬けの具として食べると実に美味しいのです。特に今回いただいたような手作りのものは、市販品にはない風味と香りがあり、好きな人にはたまらない味わいです。ただ、その見た目や匂いから、食べる勇気のある人は少ないでしょう。
ところが昨日、もうすぐ4歳になる孫がこの干納豆を見つけるなり、喜んで食べ始めました。そして「おいしい!」と言いながら次々と口に運ぶのです。
干納豆は、今ではあまり見かけなくなった昔ながらの食べ物です。このままでは、私の世代とともに消えてしまうのかもしれません。そんなことを考えていた矢先に、孫が美味しそうに食べてくれた姿を見て、少し安心しました。
もしかすると、この干納豆との再会は、失われつつある味や文化を次の世代へつなぐための巡り合わせだったのかもしれません。
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