「笑顔を作る会社 株式会社長村製作所」

新型コロナウイルス感染症の拡大以降、私たちの会社も厳しい経営環境に直面しています。以前は問題ないと思われていた日常業務が、社内では機能しても一般社会ではそうではないことが多いことをこの期間に学びました。

人間の基礎代謝は20代と50代では異なります。20代の食事量を50代で続けると問題が生じます。そのため、人々は自身の体と相談しながら食生活を見直しています。企業も同様で、30年前と現在では経済環境が明らかに異なります。にもかかわらず、多くの人々は30年前の成功体験を正しいと信じ、同じ行動を自信を持って繰り返そうとします。
しかし、時代が大きく変わろうとしている今、厳しい指導も必要かもしれませんが、突然ですが、まずは社員が笑顔になる職場環境を作ることが重要だと思います。社員が笑顔になり、取引先も笑顔になることから始めなければ、時代の変化に対応する意欲や勇気は湧かないでしょう。
間もなくパリオリンピックが開催されます。厳しい練習の中にも笑顔は存在します。
頭が足りないとか、思いつきだと社員に言われるかもしれませんが、私は笑顔から始めたいと思います。
そのためには、まず社員全員と大きな声で「おはよう」と挨拶を交わしたいと思います。
66歳になっても、小学生のようで愚かな社長かもしれませんが、梅雨明けを機に社員一人一人を笑顔にすることを目指します。

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全て一気に解決はできないけれど

「木を見て森を見ず」ということわざが示すように、社長としての仕事は会社全体を俯瞰し、最適な判断を下すことです。しかし、その森の状態を理解するためには、時には一本一本の木を見る必要があります。
この言葉は、現在の私の状況を表しています。
66歳になる今年、残された時間を考えると、結論を急ぎがちになります。
時間の重要性を痛感するので、焦りが生じます。
病んだ森を再生し、豊かな森にするためには、細部に目を向けざるを得ません。そうすると、全体を見失うことがあります。
企業における最大の課題は、社員が自分自身が病んでいることに気づいていないことです。これは多くの企業が直面する問題で、私たちの会社だけの問題ではありません。

結論は時間との競争ですが、「一つひとつ丁寧にやっていくしかありません。」幸いなことに、私たちの会社は大きな森ではありません。自分の足で歩き、自分の目で見ることができる範囲の森が、ここにはあります。
この年齢になっても、社員からの批判を多く受けることがありますが、批判を受けることは幸せなことかもしれません。当社が長年抱える課題のいくつかは、「子供たちの夏休みの宿題のように」8月31日までに解決策を決定し、最も需要の高い下期に向けてスタートできるようにしたいと思います。

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