「木を見て森を見ず」ということわざが示すように、社長としての仕事は会社全体を俯瞰し、最適な判断を下すことです。しかし、その森の状態を理解するためには、時には一本一本の木を見る必要があります。
この言葉は、現在の私の状況を表しています。
66歳になる今年、残された時間を考えると、結論を急ぎがちになります。
時間の重要性を痛感するので、焦りが生じます。
病んだ森を再生し、豊かな森にするためには、細部に目を向けざるを得ません。そうすると、全体を見失うことがあります。
企業における最大の課題は、社員が自分自身が病んでいることに気づいていないことです。これは多くの企業が直面する問題で、私たちの会社だけの問題ではありません。
結論は時間との競争ですが、「一つひとつ丁寧にやっていくしかありません。」幸いなことに、私たちの会社は大きな森ではありません。自分の足で歩き、自分の目で見ることができる範囲の森が、ここにはあります。
この年齢になっても、社員からの批判を多く受けることがありますが、批判を受けることは幸せなことかもしれません。当社が長年抱える課題のいくつかは、「子供たちの夏休みの宿題のように」8月31日までに解決策を決定し、最も需要の高い下期に向けてスタートできるようにしたいと思います。
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