これは数日前のコラムの記事です。私が社会人になったころの上司や先輩は理不尽な要求やカミナリが落ちたりしましたが、若い自分にも職場に居場所がありました。
今思えばその当時の先輩達は決して頭も良くなかったように思いますが、後輩や部下に手柄を立てさせる事を一番に考えていたように思います。まぁそういう意味で見ると、課長も部長もあまり実務はしていませんでした。
それがいつのころから管理職も自分の評価を上げることに邁進するような社会が生まれてきました。なので自分の役に立たない部下は見捨てられます。これが企業の活力を奪い、更に魅力ある企業でなくなる要因かもしれません。
会社の仕事だけでなく日本社会全体が、まず自分の為、それから周りの人へが、いつしか自分の為だけで精一杯になってきました。
そういえば、昨日カード会社から生命保険の加入依頼の電話が入りました。ガンになった時の手当て厚い内容ですが、私はガンで手術した話をしたら、いとも簡単に電話を切られました。自分の役にたたない人間は直ぐに排除です。相手がどう感じるかの前に、自分の実績が最優先なのです。
そんなに他人からの評価とは大事なことなのでしょうか?
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