人間の感情とは不思議なもの

長い会社生活ですが、多くの社員の好き嫌いで問題で苦しんだ人たちがいます。
仕事は仕事、そして人間ダメな部分ばかりではないのに、なぜか特定な人に嫌いな感情を向けがちです。
ある部分に焦点を当てず、ぼんやり人を見ると意外に嫌いな感情は薄まります。

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言葉シリーズ第3

人と人の関係性は時には繊細で、時には我慢強いものです。
でも多くの人々は何気ない一言に傷つき、救われることもあることを66歳になって気ずかされました。

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日本が変革ができない理由は

毎日、TVでは面白いように103万円の壁のニュースが流れています。今日は各市長が178万円になったら住民サービス、特に子育て支援ができなくなるのでやめて欲しいとの発言が多く流れています。

そう考えると沢山の低所得者からも多く税金をとり、住民サービスをしていたということです。国や県や各市町村の組長は特定な住民のためのものということです。

そういえば米沢藩の上杉鷹山の話を思い出します。彼は藩の財政改善に増税でさなく、質素倹約だけでもなく、藩に新規産業をお越し、開墾をし、更に城内には桑の木を植え、収入拡大を行いました。彼が藩主になったのは17歳です。

この国の政治家は学校で何を学んだのか?政治家は行政執行人なのでしょうか、お金を使う側の論理でものを考え使うことばかり考えます。時代劇の悪代官に似ています。江戸時代年貢は4:6で国民は6割の取り分でした。これが50%以上になると一揆がおきたそうです。
現在は消費税や社会保険料を入れると手残こりは50%を切るそうです。それでも税収を拡大しようとする役所や政治家は誰の為にはたらいているのでしょうか?

これと同じことが企業でも起きています。企業はリスクを考え利益余剰金を増やし続けています。これを事業拡大や新たな分野への投資を考えるべきなのに、まだ増やそうとしています。
日本の企業が成長できないこと、多くの中小企業が飛躍できないのは現在の各市町村の組長と同じ発想です。
若い社員のつたない考えをダメだとの一言で片づけ、管理職たちが自ら仕事をします。
古くなった思想、考えでしかないのに気づきません。
このような人間を作ってしまったのは私達の年代にも責任があります。

全てが自分側からの視野でしかもののが考えられない人達。
多少勉強ができた人間たちが頭になる組織は結果、衰退しかないのかもしれません。

失敗をさせ、涙を流し、悩むことを沢山若い人たちにさせてなければ、この日本社会は変わることはないのかもしれません。

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