女性社員参加会食会に怯える経営陣

昨今のTVニュースの影響なのか、知り合いの各中小企業の社長達の話を聞いていると、女性社員を参加させた会食会を今後は行わないと決めた方々が大勢います。

女性を危険物扱いのように思うようになってきました。この行き着く先の世界はどうなるのでしょう。

会社という組織において、世代間格差が広がっています。普通に男性社員や上司と会食をする40代女性達、それとは逆に男性上司との飲み会に不審を持ち参加を拒絶したい20代。上司の発言は優位的地位の問題があり、どんなに拒否していいと言ったところで拒否はできないというのが、その理由のようです。この構造は会食だけでなく、仕事の指示に関しても同様な事態を招くことになるかもしれません。

またこれは家族に対しても同様な事態を招きます。夫婦間、親子間でもそうです。

この事態を回避するには、信頼関係を築く以外にないように思います。相手を信じるはお互い覚悟が必要です。時には傷つくこともあるかもしれません。誰が言ってましたが、人間を色々なものを削いで行って最後に残るのは妬みだそうです。相手を信じる上でこの人間の芯みたいな妬みを飲み込み、安心した関係を作るには、社員、上司ともに努力が必要なのでしょう。

社会は危険で一杯だということを肝に銘じて生きるのは動物として当たり前のことです。自分を守るのは自分であることを生まれながらに持っている本能を今一度ど呼び戻す必要があるようです。

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