これまで私を筆頭に年齢の高い役員で当社は運営してきましたが、この春より40代50代前半の役員に変更します。製造の責任者、営業の責任者、コーポレートの責任者の3名義でこの会社を引っ張っていってもらいます。そしてこの3名が60才になる前には、更に若い世代に会社運営を変更していきたいと考えています。
そんな会社の中で60歳以上の社員が、定年後の仕事という次元とは違う働き方を生み出し、若い世代のバックアップを思いっきり、邪魔をしないでできるようにしていきたいと考えています。
社会全体でもあり、本人自身も今まで以上に働きたい人、ある程度セーブして働き続けたい人、それぞれの生き方があります。戦う集団としての会社組織で、戦闘モードではない社員が阻害されず、若い世代の手助けができ、そして会社組織としても戦闘力のある組織を作ることは難しい課題ですが、実現したいです。やはりカギは60歳以上の社員の心持ちになるのでしょう。
人を生かすことを生き甲斐として働くこと、脇役なんだけど人生ではあくまで主役になる生き方。私自身がそうなりたいといつも考えています。それを同世代の社員にも持ってもらう。そして威張るでもなく、若い世代に迎合するでもない働き方。
年齢は関係ない、実力主義、成果主義と理屈ではそうなのかもしれませんが、人間の気持ちはそう簡単ではありません。そういう60〜70歳世代が働く為にには。
唐突ですが、まず服装から入った方がいいかもしれません。年寄りじみた色や服ではなく、若者が着る服から始めたらどうでしょう。見た目から変えるのです。更に年寄りで固まらない、多くの世代の人との交流機会を増やす。
それでも現役世代が主役にした会社組織がいいです。彼ら彼女達が萎縮せず元気に働くシーンは皆んなが元気になちます。世代間の関係の塩梅の良さが大切だと思います。

ブログ村のランキングに参加しています。よろしければこちらのボタンをクリックお願いします。