丁髷が今だに落とせない昭和生まれの私達

最近、失われた30年という言葉が政治家から発言されます。他国がGDPを何倍にもしているのに、日本だけが横ばい。結果、相対的に他国に比べて収入が少なくなっています。これは政治の問題と言うが、国民に責任はないかと言えば、明らかに私達世代の責任です。その当事者の私が言うのだから間違いないのです。世界を見ない我々がダメなのです。

会社の中で仕事の仕方を変えようと言って7年が過ぎました。全く変わりません。江戸時代から明治になる時は大変な変化だったでしょう。丁髷を日本中の男たちが切ったのです。着物から洋服になったのです。ゾウリが靴になったのです。世界に目を向けた日本人の選択です。

私は行動から変えないと、思考回路に変化は起きないと考え、年末年始の挨拶も辞め、年賀状、お歳暮も辞め、忘年会もしません。相手には大変失礼なことをしましたが、そうでもして社員に行動を変えて欲しかったが、とにかく変わりません。間違いなく変えるつもりも無いし、変える必然性もないと本気で思っているのでしょう。

そういえば通信建設業界のエンジニアが12.6万人が2.7万人まで減少し、日本の通信インフラを支える人がいません。総務省はこの問題に危機感を感じワーキンググループを立ち上げましたが、直ぐ改善できるわけじゃありません。通信事業者は、通信費の大幅値下げを国から指示され、設備投資削減に踏み込み、それにつられて通信建設会社は人の削減をしたのです。

大事ことを守るためには、過去の在り方や視野の狭い自分勝手な思考で仕事を続けると、破滅しかなく、それを回避する唯一の方法は過去を否定し、過去の成果を破壊し、新たに再構築を続けない限り、生き残れないということです。

我々は明治に入る前の何も世界をしらない武士達と同じことをしているのでしょう。既得権にしがみつく下級武士なのかもしれません。

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