国内データセンターの可能

昨今、Amazon AWSを始め、多くの日本企業並びに日本国民は躊躇なくデータのクラウド化に海外の企業のデータセンターを利用します。ましてや日本政府まで率先して使用する始末です。政治家は明らかに海外企業から何か便宜を受けていのではと疑いたくなります。

そこにきて海外の企業達はグローバル戦略として日本にデータセンターを構築中です。写真はアメリカのドキュサインが、日本企業の電子契約書保管の為に、日本にデータセンターを作るという内容です。理由は契約する日本企業が電子データをクラウドするのは構わないが、保管は日本にして欲しいとの要望を受けてだそうです。

国家安全保障上、重要なテーマです。日本の政治家や政府役人は何をしているのでしょうか?このままいったら日本の大切な情報という財産が全て海外企業に支配されてしまいます。

なぜ江戸末期、日本は開国し明治政府を作り、富国強兵を図ったかです。それは西洋人に植民地化されないためです。あれから160年たっても世界は変わっていません。

平和ボケです。戦いは武器を持ち殺しあうばかりではないです。
世界の一般市民は皆仲良くしようと言います、それは真実です。だから争いはないという大バカがいますが、人間が集団化するとそれが一変するのです。企業においてもそうです。企業間同士の社員は争おうとか思っている人はほとんど居ません。しかし集団化するとそこには競争という、相手より有利に立とうする行動に走るのです。それは人間の持った本能です。食欲と同じです。

本当に日本企業に莫大な含み資産があるなら、日本の企業はそのお金を最大限に活用して日本人の力で日本国内にデータセンターを作ってほしい。その上でデータネットワークのハブ国家を作って欲しい。
空港のハブ化で韓国にまけ、貨物港(港湾)のハブ化で上海に負け、それは国家戦略が今の政治家に無いからです。なぜ知識の乏しかった160年前の日本人にはできて今の日本人にはできないのか?

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