過去の自分に殺される?

新しい総理大臣になった石破さん、総裁選の時に言っていた話がことごとく、手のひら返しされているので毎日ニュースに取り上げられています。
まぁ、総理大臣になりたくて総裁選では好感度を上げる言葉を沢山並べたのでしょう。それは他の候補者も同じでしょう。
私は別に石破さんの肩を持つつもりはありませんが、総裁選の言葉などはどうでもいいのですが、問題はこの10年間自民党内で政権批判をしていた彼が、自分の言葉を裏切ることになると、それは自分を殺すことになるという典型的な自己破壊になることを彼は理解しているのでしょうか?自分を殺すことにも成りかねないのに、総理大臣になりたいとは政治家とは悲しい生き物です。

会社に置き換えたら
「言ったことは守らないとダメ」という掟が存在するのならば、会社の中では行われる日常は非常に切い。
つまり
言われ、責められるぐらいなら発言はせず、周りの人間のミスを待ち、それを指摘する人間が増えることになります。事実過去に比べ増えていのかもしれません。
本来
会社の仕事を発展させたり、改善したりする人達はある時は発言に責任を取るなどの考えずに良かれと思い、発言することが多いのです。そのような自由度が会社の発展に繋がる場合が多いのです。しかしながら発言通りにいかないことを指摘し批判することが日常化すると、人は殻にこもり、発言も行動もしません。人々はいつも安全な場所にいます。そして常に攻撃のチャンスを待つのです。(ボクシングのカウンター攻撃です。でもカウンターばかりでh面白くない試合です。)

もっと
仲間の発言や行動に寛容ならば自由度は増え、色々なアイデアが出るのかもしれません。
それでも小さい頃から「自分の言葉に責任を持たない人間はダメ人間」と躾され、教育された人間達は恐らく、その寛容性が許せないでしょう。間違っていないが何かが違うように思えます。

今回の石破さんの行動を見て、改めて当社の仕事の仕方を見直すべきと感じるこの1週間でした。明日は衆議院が解散で27日は総選挙です。日本人全員が考えるべき課題ではないでしょうか。

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