新入社員教育の為に業界全体で育てくマインドの必要性

昨日、友人の息子さんがこの春から横浜の大手通信会社のエンジニアリング会社に入社したと聞きました。彼は埼玉の自宅から通っています。その会社は、彼の工事現場経験を積むために、大手通建会社下請けの工事会社で研修をさせているそうです。

本人は「エアコンの効いたオフィスで仕事ができる。」とこのエンジニアリング会社に入社したにも関わらず、毎日暑い作業員として働いているそうです。

昨今、通信会社社員の現場経験が少ないため、机上で考えたものと現場が合わず、工事がスムーズ進まなくなっている課題が各通信会社の大きなテーマだそうです。
中々採用が厳しい業界だけに現場教育は避けてきたことが要因のようです。

ちなみにこの友人の息子さんがお世話になっている孫請け会社の社長は昔気質の職人でもあり大分厳しいようです。また社長をはじめ社員の多くは中学もまともに出ていない不良だったそうです。

この話を聞いて、当社も他社の力を借りて新入社員の育成に取り組むべきだと考えました。約45年前、学生時代に飯田橋の大手設計会社でアルバイトしていたとき、多くの無給従業員が他の設計会社から学びに来ていたことを思い出しました。その会社は空港ビルや高層ビルの設計をしており、中小の設計会社は人材育成に利用していました。

当社も学ぶ機会を増やすために自社だけでの教育から他社にも協力頂きながら、社員を大事に育てていくことがより大切な時代になったことを感じます。

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