「悪いことをすると得する」があればこそ

またまた選挙の話です。
自民党の裏金問題等が常に騒がれますが、本当に法律違反をしているのであれば警察が対応すればいいのではないかと考えます。倫理・道徳に反するからけしからん言うならば、これまた程度の低い話になります。つまり倫理・道徳が無い人が政治家には沢山いるということです。

さてこの裏金問題やルールを守らない人を悪人と決め、正義の為に戦うと言って立候補されている候補者はさぞかし皆さん立派な方々なんでしょう。
この正義の人が活躍するにはどうしても片方に悪が必要です。悪がないと正義の人は活躍できません。
そうなるとだ前提が必要です。悪になる人も徳がないと悪を行う動機になりません。
だとするとどうしても「悪いことすると得をする」という大前提が必要です。

悪いことをする人は正直、投資とリターンが合わないような気がします。
いまどき反社会的勢力でもしません。
更にいえば全く非合理的な人種です。つまり悪は見つかると絶対に徳をしないのです。そうすると悪いことをする人がいなくなり、必然的に正義の人も少なくなるわけです。
そう考えると政治家には正義の味方よりも、より効率的な行政を行える人間を選ぶことが賢明です。そうならば選挙の前に能力テストを行うことが最も選ぶうえで大切な作業です。
それをしないで選ぶとは全く理解のできない制度をなぜ生み出したのでしょう。
つまり、行政能力の有無選ばないなら、何の能力を見極めるべきなのでしょう。

会社経営をしている私から考えれば、人をだましたり、嘘をついて仕事をすることは、経営上最もロスの大きな活動で、より少労働で最大価値を求めようとしている当社においてはありえない行動です。そうなると当社には正義の味方が必要ないわけです。だとすると当社の社員はなんなんでしょう?

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