工場では、作業場以外にも従業員の休憩室などが必要ですよね。
そのため、工場内に従業員の休憩室や喫煙所を増設したいとお考えの、工場経営者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、工場内に増設できる個室の種類や、実際に増設する際のケース例を紹介します。
工場に個室を増設したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
工場内の個室の種類
まずは、工場内に増設できる個室の種類を紹介します。
素材や用途などを考える際の、参考にしてみてください。
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種類①ビニールカーテン
ビニールカーテンを使用した個室は、施工が簡単なためさまざまな場所に設置できます。
施工時間も少ないため、手軽に導入できる点がメリットだといえるでしょう。
しかし、ビニールカーテンは透明のものがほとんどのため、個室内の様子が外から見えてしまいます。
そのため、休憩室などのプライベートを重視した個室を作る場合には向いていません。
種類②パーテーション
パーテーションを使用すれば、作業環境から遮断された空間を作れるため、よりプライベートを重視した個室を作ることができます。
また、施工型パーテーションを使う場合は気密性が高いため、遮音性や防音性があります。
作業場からの作業音を遮ることができるので、休憩室や事務室として利用するとよいでしょう。
デメリットとしては、施工型パーテーションの場合は設置に工事が必要になるため、工事期間や費用がかかる点などが挙げられます。
種類③プレハブ・ユニットハウス
プレハブやユニットハウスは、完成している個室を工場内に設置するため、設置が簡単なことが特徴です。
規格やサイズが決まっているものを工場内に設置するため、設置費用が抑えられる点がメリットです。
デザインにもよりますが、遮音性が高いため休憩室として使うとよいでしょう。
デメリットとしては、デザインや規格が限られているためレイアウトの自由度が低い点が挙げられます。
工場内に個室を増設するケース
ここからは、工場内に個室を増設するケースを3つ紹介します。
実際に個室を増設する際の参考にしてみてください。
ケース①休憩室を増設する
工場内に、休憩室として個室を設置するケースは特に多いです。
別の建物に休憩室を設けるよりも、工場内のスペースを区切って休憩室にすることで作業場との距離が近くなり、コストも抑えられます。
また、施工型パーテーションの個室を作る場合は、遮音性が高いため作業場の作業音などを気にせず休憩ができるでしょう。
ケース②喫煙所を増設する
喫煙所として、個室を増設するケースも多くあります。
施工型パーテーションを使用する場合は高さや奥行き、幅などを自由に選ぶことができるため、工場内のデッドスペースなどを活用して喫煙所を作れます。
また、ガラスやアクリル板のパーテーションを組み合わせた、開放感のあるデザインなどもあるため、施工型パーテーションを使用した喫煙所はおすすめです。
しかし、喫煙所として個室を使用する際は、厚生労働省が定める基準を満たさなければいけません。
そのため、設置する際は専門の施工業者に依頼しましょう。
ケース③収納スペースを増設する
工場のデッドスペースや資材置き場などを活用して、収納スペースとして個室を増設するケースもあります。
透明なビニールカーテンで周囲を囲むような形にすると、中にある資材を一目で確認できるため便利です。
反対に、中身を見せたくない場合にはパーテンションを使用した個室にすれば、中身が見えることもなくすっきりとした印象にできるでしょう。
工場に個室を増設する際の注意点
工場に個室を増設する際に、特に注意したい2点を以下に解説します。
注意点①賃貸工場は施工に不動産会社からの許可が必要
賃貸工場の場合は不動産会社に施工の許可を得る必要があります。
なぜなら、賃貸工場の場合は退去する際に契約時と同じ状態に戻してから引き渡すことを条件としている場合が多いからです。
特に、施工型パーテーションを用いた個室を作りたい場合は、天井や床に穴を開ける必要があるため注意しましょう。
注意点②消防法を守らなければいけない
天井まで仕切られた個室を増設する場合は、消防署への届出が必要です。
施工型パーテーションで天井まで仕切った個室は、消防法では部屋として扱われるため、消防設備の設置も義務付けられています。
天井まで仕切る形で個室を作りたいときは、消防法に詳しい専門の業者に依頼をしましょう。
パーテーションを組み合わせるファクトリーブース
種類や施工方法を知って工場の用途に合わせた個室を増設しよう
いかがでしたでしょうか?
工場では、ビニールカーテンやパーテーションなどを使用した個室を増設することができます。
休憩室や喫煙所など、さまざまな用途に合わせて素材や設置方法を選び、適切な個室を増設しましょう。
また、個室を増設する際には消防法を守る必要がある場合があります。
施工も含めて、専門の業者に依頼するとよいでしょう。
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さまざまな用途に利用できるため、工場内に独立した個室を作りたいとお考えの方はぜひKOVAKOをご検討ください。
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