工場内に、作業場や休憩室として個別の空間を設けたいと考えている工場経営者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
工場内の空間の仕切りや部屋作りには、パーテーションが便利です。

本記事では、工場内に設置できるパーテーションのメリット・デメリットを紹介します。
パーテーションを使って、目的や用途に合わせた部屋などを作りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

工場内にパーテーションを設置するメリット

まず、工場内にパーテーションを設置するメリットを紹介します。

設置型パーテーションのメリット

設置型パーテーションとは、簡単に設置や移動ができる置き型のパーテーションです。
以下に、設置型パーテーションのメリットを5つ紹介します。

設置型パーテーションのメリット

  • 設置の手間がかからない
  • 低コストで設置できる
  • レイアウトの自由度が高い
  • デザインや大きさなどの種類が豊富
  • 使わないときは畳んで収納できるものもある

設置型パーテーションは、工事が不要のため購入してすぐに設置できます。
工事が必要ない分、コストがかからない点も大きなメリットでしょう。

移動や設置が簡単にできるためレイアウトの自由度が高く、あとからレイアウトを変更できます。
デザインや大きさの種類が豊富なため、工場の雰囲気に合わせたものを選べる点もポイントです。

また、最近は収納ができるように畳めるパーテーションもあります。
不要になった際もコンパクトに運んで収納できるため、手間がかかりません。

施工型パーテーションのメリット

施工型パーテーションは、設置に工事が必要なタイプのパーテーションです。
専門の施工業者と打ち合わせをして、オーダーメイドで設置する場合が多いです。
以下に、施工型パーテーションのメリットを3つまとめました。

施工型パーテーションのメリット

  • 気密性が高い
  • 防音性や遮音性がある
  • 断熱性が高い

施工型パーテーションは、気密性が高いことが特徴です。
そのため、施工型パーテーションを使用すれば、空調が整った休憩室などを作れるでしょう。

また、気密性の高さにより、防音性や遮音性が高いという特徴もあります。
施工型パーテーションで作られた空間であれば、稼働時に音が大きい機械を扱うときにも周囲に音が漏れることを防げます。

工場内にパーテーション設置するデメリット

では反対に、工場内にパーテーションを設置するとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
以下にデメリットをそれぞれまとめました。

設置型パーテーションのデメリット

設置型パーテーションの、主なデメリットを3つ以下にまとめました。

設置型パーテーションのデメリット

  • 気密性がない
  • 防音性や遮音性がない
  • 自分で数やレイアウトを考えなければいけない

設置型パーテーションは、自由に動かしたり設置したりできる反面、パーテーション同士のあいだにすき間が生じてしまいます。
そのため気密性がなく、空気や音が漏れてしまう点がデメリットだといえるでしょう。

また、工事の費用は掛かりませんが、どの空間に何枚のパーテーションが必要なのか、購入前にレイアウトを細かく考える必要があります。

施工型パーテーションのデメリット

続いて、施工型パーテーションのデメリット3つについて詳しく紹介します。

施工型パーテーションのデメリット

  • 工事費用がかかる
  • 工事期間が必要
  • 一度設置したら動かせない

施工型パーテーションは設置を専門の業者に任せるため、工事の費用がかかります。
設置型パーテーションと比べると工事の必要があるため、設置する前にパーテーションの活用方法をきちんと決めておくことが大切です。

また、工事の期間も必要なため、すぐに設置できない点もデメリットです。
天井や床などに穴を開ける工程もあり、一度決めた位置に設置したら基本的には動かすことができません。
そのため、事前にレイアウトをしっかりと決めておく必要があります。

工場内にパーテーションを設置する際の注意点

ここからは工場内にパーテーションを設置する際に、注意したい点を3つまとめました。
実際にパーテーションを設置する前に、確認しておきましょう。

注意点①賃貸工場は設置の確認をする必要がある

施工型パーテーションを設置する場合は、床や天井に穴を開ける工事があります。
そのため、賃貸工場の場合は設置の工事をしてもよいかということを、不動産会社に必ず確認しましょう。

また、賃貸工場では、退去する際には契約時と同じ状態に戻してから引き渡すことが原則です。
設置型パーテーションの場合でも、移動の際などに床を傷つけないように注意が必要です。

注意点②消防法や規格を守る必要がある

パーテーションを使って小部屋を作る際に、小部屋内の照明やコンセントの設置をしたい場合には電気工事などが必要になります。
また、面積や収容人数によっては消防法の規定を満たす必要があり、防火対策のために消防設備の設置が必要な場合があります。

パーテーションの小部屋を作る際には、消防法に詳しい専門の業者に依頼することがおすすめです。

注意点③消防法で定められた素材のパーテーションを選ぶ必要がある

実は、パーテーションの素材は消防法によって決められています。
アルミやスチールといった金属製の素材や、石膏ボードなどの素材がありますが「不燃性の素材であること」が消防法の規定となっています。

可燃性の素材はパーテーションに使用することができないため、注意が必要です。

パーテーション以外で仕切る方法

本記事では、工場にパーテーションを設置するメリットとデメリットを解説しましたが、パーテーション以外にビニールカーテンでも工場内を仕切ることができます。
別記事の「工場を間仕切りするための方法と気をつけておきたい注意点」でビニールカーテンについても紹介していますので、ぜひご覧ください。

パーテーションのメリットとデメリットを理解して工場の目的に沿って設置しよう

いかがでしたでしょうか?

設置型のパーテーションは低コストで設置も簡単なことから、工場内の仕切りとして使えますが、気密性や防音性を重視したい休憩室などには向いていません。

工事費用と設置の手間がかかりますが、事務所や休憩室として部屋を仕切りたい際には施工型パーテーションが向いています。
施工型パーテーションを設置する際は工事が必要なため、専門の業者とよく話し合って設置場所などを決めるとよいでしょう。

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