新型コロナウイルスは近距離での飛沫感染を起こすとされており、飲食店ではパーテーションなどを設けて飛沫による感染が広がらないように工夫されています。

一方、狭い空間に喫煙者が集まる喫煙所では、コロナ感染が広がる心配はあるのでしょうか。

本記事では喫煙所でのコロナ感染に関するポイントと4つの対策方法、喫煙ボックスの活用方法について紹介します。

喫煙所でコロナ感染する原因

喫煙所は飲食店などと同じくコロナ感染のリスクがあるといわれています。原因について詳しくみていきましょう。

マスクしていない状態での会話

喫煙所では、たばこなどを口にするためにマスクを外します。マスクを装着していない状態で隣の人と会話を行うことで、飛沫感染が発生しやすくなります。
「喫煙所はしっかり換気をしているから大丈夫だろう」と先入観が働くとつい普段通り過ごしてしまうものですが、飛沫感染は近距離同士の会話で発生するため、まわりの人と密になった状態で会話をしないことが一番の予防策になります。

人との距離が近い

喫煙所は公園や建物の一角、限られた空間に作られるために、中に入った人同士は必然的に距離が近くなります。
これだけでも飛沫感染のリスクが高まりますが、喫煙を行うためにはマスクを一時的にでも外さなければならないため、距離が近い以上は感染を完璧に防ぎきれない部分があります。
最低でも1,2mの距離をおける喫煙所を選ぶか、密にならないように時間帯をずらして喫煙所を利用するなどの対策が必要になるでしょう。

手洗いをしていない

トイレや飲食店と違い、喫煙所では手洗いや消毒を行うケースが少なく、それにより手指に付着したコロナウイルスから感染が広がる可能性が考えられます。
手洗いや消毒は感染症予防の基本ですから、入り口に消毒液や消毒スプレーを用意している・こまめに掃除や消毒が入る喫煙所を選ぶなど、喫煙所選びにも注意したいところです。

喫煙所におけるコロナ対策4選

次に、喫煙所におけるコロナ対策を4項目ピックアップして紹介します。

①人数制限を設ける

利用者同士が密にならないために、人数制限を設ける方法です。喫煙所の広さに応じて一人または複数名での使用を義務とし、人気の喫煙所では時間帯を区切っているところもみられます。
ただし人数制限をしても消毒をまったく行わないと外からコロナウイルスを持ち込むおそれがあるため、必ず消毒もセットで行わなければなりません。

②人と人との距離をあける

喫煙所内では、利用者のあいだに1m以上の距離をあけるようにします。
万が一コロナウイルスの保菌者からウイルスが飛沫に乗って飛び出した場合でも、間隔が十分にあいていれば2m程度で落下し、感染のリスクが抑えられるとされています。
※1m程度では十分な距離感とはいえないので、どうしても距離があけられない場合はパーテーションなどを利用しましょう。

③消毒、拭き掃除などを徹底する

十分に距離をとったとしても、喫煙所では緊密な距離で飛沫感染を起こすリスクがあるため、消毒や拭き掃除が必須となります。
除菌効果のあるウェットティッシュや消毒液をつけた布巾で定期的に拭き掃除を行ったり、間隔を短くして清掃に入ってもらったりといった対策が効果的です。

④混雑時の利用は避けてもらう

喫煙所が混雑しているときは、人数制限によらず利用を避けてもらう方法も効果的です。
少なくとも密になる心配はありませんし、消毒作業などの手間もかからないため、利用時間を短縮したり特定の時間だけ開放したりする方法も検討できます。

設置を考えているなら一人用の喫煙ボックスを設置する

喫煙所の設置を考えている場合は、一人用喫煙ボックスの設置も効果的です。
一人用喫煙ボックス「SMOX」は、電話ボックスのような形状の喫煙ブース。厚生労働省技術的基準をクリアした強固かつ安全な設計で、風速36/秒に耐えられるため屋内外に設置が可能。世界標準の品質マネジメント規格・ISO9001と環境マネジメント規格・ISO14001をそれぞれ取得し、中の空気は15秒程度で入れ替わるため常にきれいな空気の循環が生まれています。
密にならないための最善策として、一人用喫煙ボックスの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

効果的な対策で感染症を予防する

新型コロナウイルス感染症は2022年にかけても変異株を通じて感染していくとみられており、ワクチンや消毒を徹底した取り組みは来年以降も継続していきます。
喫煙所における感染症予防には、「密にならない」「消毒の徹底」「間隔をあける」の3点が必須ですが、一人用喫煙ボックスなら密になる心配がありません。
有効な感染症対策をお探しの方は、ぜひ一人用喫煙ボックス「SMOX」をご活用ください。