アメリカ大統領がトランプになり「自国第一主義」がより強くなり危機を訴える人々が多い日本社会。
正直「自国第一主義」は本来当たり前の思想であるように思います。自分の家族が一番大事、自分の会社が一番大事は普通です。
そしてこれが問題なのではないと思います。
問題なのは自分だけよければ良いがダメのです。ルールも自分だけに有利に働くルールを作ることががダメなのです。更にルールを守らないことがダメのなのです。
更に言えば、国のことを言っている割には、結果自分や自分の仲間だけが得するような政治をするからダメなのです。
会社も同じで、社長が口をつけば「社員の為」「会社の為」と言いながら結局は自分だけが得するようなことをするから問題なのです。会社は公器です。どんなことがあっても私物化を目的とした行動が問題なのです。
それは管理職も同じです。「部下の為」「会社の為」と言いながら正論もどきなことを言い、結果自分の為に行動することです。
マスコミも「自国第一主義」に軸足を強調しなければならないその国が抱えている問題にクローズアップすることです。
日本は2025年の名目GDPが0.6%と政府が予測している政策の問題点を報道すべきです。最低賃金を1500円に2029年までにするには7%以上のGDPの伸びがない限り、実現できない現実があるのです。企業の含み資産(財務上このような用語は存在しない)は恐らく繰越余剰金のことを言っているのでしょうが、これは現金があるのではなく、設備投資に使用され、機械や建物になっています。
理想を語るのは大事ですが、カスミを食べては生きていけません。「自国第一主義」「自社第一主義」は当然です。そのうえでそれだけではなく関わる多くの人達のことも考え行動すべきです。
大手企業の中には自分の出世だけを考え、自分の会社のことも二の次にする人を見ることがあります。ましてやそのような人は取引先も道具にしか思っていません。私は自分の会社にこのような人がいないことが誇りにしています。
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