ある一面がダメだと全てダメの烙印を押したがるちょっと優等生の人々の多いこと

タイトルとは筋が違いますが「LDLコレステロールは悪い物質であり体内から減らすべき」という考えが日本では蔓延しています。
それとは逆行して世界では「フラインガム研究」という追跡調査の結果、コレステロールが血清総コレステロールが1㎎/dl上がること毎に、がんの死亡率が下がるという結果が出ています。
日本では栄養状態が良くなり、コレステロールが高いほど脳出血、脳梗塞を発生率が下がるそうです。理由はコレステロールは血管を強くし、血管のつまりを減らす効果があるそうです。

そういえば私の担当医が、ピロリ菌がいる人は肺がんになりにくいそうです。なのにピロリ菌除菌をしたがります。胃がんより肺がんのほうがおおいのに。

話は戻りますが、色々な方と出会い仕事をしてきましたが、ちょっと頭のいい人は、口では人間は色々な面があると発言しますが、多くが何かできないことが見つけると、直ぐにこの人間はダメと決めつける傾向があります。それでもその人に聞くと必ず「それでも人間には悪いところもあるがいいところもある。」と発言します。
しかしながら残念ですが、そのような人間から見たら、もう頭の中は「ダメ人間の色で全部染まっています」そうしか見えなくなっているのです。

コレステロールもピロリ菌にも悪いところもあれば良い面もあるのです。つまりバランスなんです。悪い部分とも上手く付き合いながら前に進むのです。
人間も同じです。
会社も同じです。
ここもあそこも可能な限り見るんです。スキャニングするのです。それを立体的に組み上げ全体の姿を見るのです。右手が不得意そうならば左手を使い、目が悪い人が眼鏡をかけるように補助していくのです。

長村製作所にもできないこともあります。他の会社には簡単なことも当社だと大変な仕事もあちます。でも当社にしかできないこともあります。人間も同じです。当社の社員達の凸凹があり、社長は特に凸凹だらけです。
当社はそんなお互いの凸凹を埋めながら前に進む会社を目指しています。

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