製造まで見る在庫と製造後の在庫への薄情さ

つくづく思うのは、製品を作るまでの営業の不安さ。納期までにちゃんと間に合うかなぁ?数は大丈夫かな?と気が気じゃありません。予定通りできればいいが、出来なければ、客先にどう言おうと心は不安で一杯です。それほどまでに恋しい製品です。

それが完成し倉庫に保管されると関心がなくなります。そして新たな恋しい受注可能製品に関心が移るのです。

特に悲惨な運命をたどる在庫達がいます。それは全く受注が来なくなったメンバーです。営業からは無視をされ、倉庫管理者からは「邪魔扱い」。本人には責任がないのに可哀想です。

人間に似ているように思います。会社上司は気に入った社員がいると、色々声をかけ一緒に仕事をしたがります。何かのきっかけで、別な社員に関心を持つと、そちらの人を重宝します。関心がなくなった社員は空気のように扱われます。

人間というのは薄情なものです。ただし関心が薄れられた社員は自己アピールをして何とか打開できますが、在庫は自ら何もできません。多分、態度の悪い社長に捨てられるのでしょう。運が悪いではあまりに可哀想な話です

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