仕事の肝は引き算です。

今朝、がっちりマンデーというTV番組を見ていたら「本体もホースも袋もない布団乾燥機」が紹介されていました。この製品開発はすべて「引き算」から進めたそうです。

amazonで一番売れている布団乾燥機です。ドライヤーぐらいの大きさです。布団簡素機は場所を取り、結果押しれに入ったままになるのが欠点です。

そういえばPCもスマホもそれ以外の電気製品から「取り扱い説明書」が無くなりました。Webで見るといいますが、現実は誰も見ません。携帯電話やPCの初めはものすごい分厚い説明書が付いていました。それが今はなく、それでいて何の問題もありません。

そう考えると、長く仕事をしていて社員の仕事の仕方を見ていると、どうしても過去の経験値からそれを必ず行おうとします。なので新たな仕事をお願いすると「現状でも大変なのにそれ以上は無理です。」との回答が多いです。

こう考えるとやはり「自分の仕事の仕方を見直し、仕事を捨てることで」新たな仕事に取組む時間・頭のCPU領域の未使用部分を作る必要がありそうです。
当社のような規模の製造業が同業者との競争に打ち勝ち、成長し続けるには、よりこの「引き算」が重要なんでしょう。

そういえば、新型コロナウイルス感染症の影響もあると思いますが、当社に採用した「勤怠管理システム」「経理清算管理システム」共に、誰一人システム会社の社員は来ていません。
恐らく数年前までなら当たり前だと思っていました、対面営業がありません。

営業の仕方、会議の仕方、社内コミュニケーションの仕方、同僚への指導の仕方、報告の仕方考えれば、ありとあらゆる仕事の仕方を「引き算」で根底から見直すことは可能なのかもしれません。

ただしこれを阻害するものは「人間の心」
当社のこれからの成長にこの問題を早急に取組む必要性の高さをTV番組から感じた朝でした。

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