今日も塗装を待つ当社のラックたち。
下の写真は
溶接後のひずみ取りです。
どの様にひずみをとるかは今度紹介します。
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Quality is not an act. It is a habit.
毎日、TVでは面白いように103万円の壁のニュースが流れています。今日は各市長が178万円になったら住民サービス、特に子育て支援ができなくなるのでやめて欲しいとの発言が多く流れています。
そう考えると沢山の低所得者からも多く税金をとり、住民サービスをしていたということです。国や県や各市町村の組長は特定な住民のためのものということです。
そういえば米沢藩の上杉鷹山の話を思い出します。彼は藩の財政改善に増税でさなく、質素倹約だけでもなく、藩に新規産業をお越し、開墾をし、更に城内には桑の木を植え、収入拡大を行いました。彼が藩主になったのは17歳です。
この国の政治家は学校で何を学んだのか?政治家は行政執行人なのでしょうか、お金を使う側の論理でものを考え使うことばかり考えます。時代劇の悪代官に似ています。江戸時代年貢は4:6で国民は6割の取り分でした。これが50%以上になると一揆がおきたそうです。
現在は消費税や社会保険料を入れると手残こりは50%を切るそうです。それでも税収を拡大しようとする役所や政治家は誰の為にはたらいているのでしょうか?
これと同じことが企業でも起きています。企業はリスクを考え利益余剰金を増やし続けています。これを事業拡大や新たな分野への投資を考えるべきなのに、まだ増やそうとしています。
日本の企業が成長できないこと、多くの中小企業が飛躍できないのは現在の各市町村の組長と同じ発想です。
若い社員のつたない考えをダメだとの一言で片づけ、管理職たちが自ら仕事をします。
古くなった思想、考えでしかないのに気づきません。
このような人間を作ってしまったのは私達の年代にも責任があります。
全てが自分側からの視野でしかもののが考えられない人達。
多少勉強ができた人間たちが頭になる組織は結果、衰退しかないのかもしれません。
失敗をさせ、涙を流し、悩むことを沢山若い人たちにさせてなければ、この日本社会は変わることはないのかもしれません。
最近、美味しいと思える味噌ラーメンを池袋で見つけました。池袋には味噌ラーメン専門店も数店ありますが、この味噌ラーメンが1番です。
なぜこのお店を今回取り上げたかというと、このロケーションがユニークなんです。
実はこのお店、夜はスナックなんです。ここのラーメン店は昼間厨房を借りて営業しています。なのでお店の椅子もテーブルも全て典型的なスナック仕様です。
池袋でお店を出したら多額の資金が必要です。
事業を始めるヒントがあります。多くの人が自前で店を持ちたがります。夜まで営業したほうが売上も上がるから、昼間だけではと躊躇しがちです。
立ち位置を変え、見るべき世界を明確に描くことが大切です。
このラーメン店は大変盛況です。ちなみに味噌ラーメンは950円です。
最近は103万円の壁の話がTVや新聞やネットニュースで話題になっていますが、この手の話はで面白いのは、必ず得意げに提案の問題点を指摘る人たちの多いこと。
このような人達により多くの提案や意見は潰され、結果何も変わらない時が続きます。
政治家や官僚や経済団体やマスコミなど現状の仕組みで得をしてる人達は、現状を変えることはありません。なぜなら今が一番良いからです。
益々、国は衰退し国民の活力は減衰していくでしょう。
これは企業においても同じです。
最初、若手の社員は仕事に対しての興味や意欲があるので色々な提案をしてきます。それをベテラン社員はことごとく論破していきます。
そのうち若手社員も仕事に対する意欲が減衰し、提案もしなければ興味も失います。
そうなるとベテラン社員はこう言います
最近の若手は自分の頭で考えないで受身の人間が多いねとか、Z世代はダメだねとか。
このように若手を煽ります。つまり獲物が欲しいのです。駆逐して、論破して、現状を維持したいのです。
政治家も社員も同じで、現状を維持することで得する人と得しない人の戦いです。
今回の103万円の壁を本来の国の未来を考える視点に立つと、実に単純な戦略答えが出ます。国全体の富を増やすことで、これは人類が延々と続けてきたことです。国民の所得を最大化し、税収を増やし、富のアンバランスを税収で修正する。つまり少ない富を国と国民で奪い合ったところで豊かにはなれません。
企業も同じです。社員は頭と知恵と汗をかき付加価値を最大化し、その富を分配し、そしてその富の一部を未来に投資をし、更に富の最大化をすることです。
そのためには若手社員の意欲を削がないことです。その担い手を若手にすることです。ここが大事なのです。
日本では優秀な学生は体制派に入りたがります(大企業・役所・マスコミ)。なぜなら得だからです。でもその徳はすこぶる少ない得です。
アメリカの優秀な学生は体制派には入りません。自ら起業します。なぜなら自分の力のほうが体制派に入るより沢山の富が得られるからです。
日本社会全体が小さな人間になり下がったのかもしれません。そのほうが安全だから。