NTTドコモ新社長の方針のいの一番にネットワーク品質の充実が挙げられる意義

NTT出身でない初の社長が就任し、ネットワーク品質を最優先課題に掲げたことは、ドコモの通信ネットワークが過去4年間で著しく脆弱になった可能性を示唆しています。通信インフラは、一旦疎かにされると、すぐに厳しい状況に陥るでしょう。

つまり、品質が急速に悪化する一方で、信頼される品質を再構築するには、多大な資金、時間、そして情熱が必要かもしれません。

NTTドコモの技術者OBと話すと、彼らはネットワーク構築の難しさを痛感しているようです。これは、彼らがアナログ時代から築いてきたネットワークの厳しさを知っているからかもしれません。

私の推測ですが、通信ネットワークの構築には理論だけではなく、泥臭い作業も必要で、それがなければ高品質なネットワークは実現しないでしょう。

この数年間のドコモの指導者たちは、社員が意見を言えない環境を作り、そして通信ネットワークという一丁目一番地の問題を軽視していたのが原因ではないでしょうか。次の経営陣には、顧客と社員が憧れるドコモを築いてほしいものです。

そのために私達ドコモ応援企業は精一杯手助けをしていきたいと考えています。
頑張れNTTドコモ!

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会社業務のペーパーレスの第二弾(受注業務部門へ取組み)

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昨年より、社内DXの取り組みの一環としてペーパレス化を推進しております。初年度においては、管理部門でのコピー用紙使用量を50%削減することができました。今後は郵便物を除き、ペーパレス化を100%実現することを目指しております。

当社には紙の使用量が多い2つの主要部門があります。そのうちの一つが「受注業務部門」です。現在でも、取引先によってはFAXを利用している企業が存在します。また、メールでの受注の場合でも、結果としてPCから出力した印刷物で確認作業を行うなど、何十年も前の業務方法が今もなお続いています。

そこで、受注業務のペーパレス化をどのように進めていくかをシリーズ化し、皆様にもご覧いただきながら、楽しく実現していく予定です。どうぞご期待ください。

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KDDIが5G(Sub6)のエリアが関東地方で2.8倍にエリア拡大

KDDIからdocomo応援団の私に強烈なニュースが入って来ました。
なので実際にauの端末を急遽契約して実際に体験してみる必要があります。
近々体験レポートを発信します。お待ちください。
下が今回のKDDIのニュースです。

KDDIが5Gの大容量、高速な通信を実現するSub6エリアを拡大し2024年5月末までにSub6エリアが関東地方で約3倍、速度が1.5倍になったことを発表したとのニュースが入ってきました。

特に気になるのはSub6の基地局が3.9万局展開していることです。
ある海外メーカーの方に聞きましたら、KDDIはすでにMassive Mimoのアンテナを数多く設置しておりエリア品質共に充実化を進めているそうです。

またお隣韓国が5Gのスピードが世界一速いかというのは5G展開当初からMassive Mimo を展開していたからだそうです。LTEの良さが災いして当初の5Gとの差別化が感じられなかったことが、現在の日本の5G展開特にSA化が進まない要因と考えられます。

5Gは今後益々キャリア競争が激化する中、新たなステージに入ったようです。特にAIの活用が一般化する中、膨大なデータ処理を必要とする全く新しい世界です。

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ドコモら、約4km上空から38GHz帯電波の5G通信に成功 HAPSの早期実用化へ

スカパーJSAT、NTTドコモ、情報通信研究機構(NICT)、パナソニック ホールディングスは、5月28日に約4km上空からの38GHz帯での5G通信の実証実験成功について発表がありました。
NTTドコモの今年度計画を拝見するとHAPSの稼働は2026年となっています。これまでビルや鉄塔を中心に基地局整備が行われきた各通信事業社ですが、この度の能登地震等でのスターリンクを活用したネットワークの構築を見ると、遂に衛星、ドローン、飛行船などの地上の基地局、空、宇宙と複合的なネットワークビジネスが展開されると感じます。

当社においても「災害時対応用設備」「空の利用」を具体的に検討に入り、動画からAIの利用、自動運転など爆発的に増加するデータ量処理を可能にする通信ネットワークが必要な時代が到来しました。


その実現には意外に「泥臭い製品」が必要ではないかと考えます。
この泥臭いを得意とする私達はこの小さな会社から世界に展開できる製品を開発していきたいと今回のニュースを受けて考えています。

 本実験ではHAPS(High Altitude Platform Station:高高度プラットフォーム局)への搭載を想定して開発した38GHz帯 5G NTN通信基地局とコアネットワーク装置をセスナ機へ搭載。38GHz帯電波を送受信するために開発した自動追尾機能をもつレンズタイプのアンテナをHAPS地上局として利用し、地上局3局とセスナ機搭載局との間で5G NR方式を用いて複数のデータ回線を確立した。38GHz帯電波で5G NR方式を使用した、上空中継の複数リンクからなるバックホール回線の実証は世界初をうたう。

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サイバー攻撃に対する対応の必要性を身近に感じます。

今週は当社の製造工程管理システムが中国?(中国語が沢山出てくるので)のサーバー攻撃により被害が発生いたしました。
当社のような小さな企業にまで攻撃してくることを考えると、実際の戦争に対する備えも重要ですが、これも一つの無差別攻撃と同じではないかと考えます。

このような状況を防衛するためにはAIを最大限に活用し常時社内のシステムを監視することと、社員の情報リテラシーを高める教育を行い、初期対応を迅速にする必要性を感じます。


また日本政府の平和ボケも看過できません。実際の戦争の前に国民、日本企業を守りために
国を挙げて取り組んでほしいです。都知事選での現実社会を見ない政治家も問題です。都は少子化対策のため、お見合いアプリを作りるそうです。予算は2023年度2024年度合計で5億円を計上。

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とうとう鉄塔に5G一体型が設置

これでやっと地方の5Gの容量対策が本格的に稼働します。この5G一体型のアンテナが鉄塔に設置されることでドコモ契約者の利便性が確実に良くなります。もっと沢山の一体型のアンテナが付くことで本物の5Gを感じることができます。
最近はスマホでのCatGPT利用者が急激に増加中、容量対策は待ったなしです。ドコモの皆さん頑張って下さい。社員全員で応援しています。他キャリアに負けるな。

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埼玉県産業技術総合センターにて

この一週間、当社が開発中の鉄塔に設置予定の5GMUアンテナ用支柱製品に付ける方向盤(アンテナの方向をいつでも同じ方向に向ける為の器具)が亜鉛メッキ塗装の製品に取り付けた場合のサビの状況確認の為、埼玉県の産業技術総合センター訪問しました。このような施設が各都道府県にあるそうです。
大変勉強になりました。

試験体⑤は亜鉛メッキの板とZAM材の板を重ねて「塩水噴霧試験」を実施しました。48時間のテスト(通常で1年分に相当)を行った結果、サビは発生せず、逆に亜鉛メッキの試験体には白サビが現れました。問題がないと判断し、継続試験を行い192時間(4年分に相当)を実施します。この試験材は5GMMUアンテナ取付用器具として採用する予定です。鉄塔やビルの屋上に設置されるため、目に見えない場所でしっかりと責任を果たすことに、私だけがロマンを感じるのでしょうか?

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どうしたドコモ?

当社の社員がこの様な写真を送って来ました。日頃利用しているスーパーだそうですが、スマホ決済のお客様も増えてきたのでしょう。お店からすれば自己防衛なんでしょうがなぜドコモだけなのか?お店の建物の問題ならばauもソフトバンクもましてや楽天だって同じ条件かと思います。

日頃お付き合いのあるドコモだけに残念です。携帯電話の契約者拡大の頃には皆んなこの様に言ってました。(ドコモは他のデジタルフォンやJフォンよりちょっと高いけど繋がるよね。)
そのドコモはどこにいったのでしょうか?どんな優良サービスよりも携帯事業者が顧客に提供すべき価値はいつでもどこでも繋がることです。
スマートライフで事業拡大多いに結構です。しかしそれはベースとなる通信ネットワークで迷惑をかけないことが条件ではないのでしょうか?

このブログを見ている方からもドコモに激励の声をかけてあげて下さい。
そして技術屋の誇りを持って打開して欲しいです。

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東京三大大福の一つ群林堂を紹介します

ここ最近堅い話が続きましたので、昨日は朝イチ行ってまいりました、護国寺にある(群林堂)の豆大福のお話です。お店は護国寺駅にある講談社の斜め真向かいにあります。

群林堂は、東京三大大福の一つに数えられる和菓子店です。創業は江戸時代の寛政年間(1789年~1801年)と言われており、200年以上の歴史を持ちます。現在は東京都中央区の日本橋に本店を構えていますが、かつては江戸城の御用菓子司として将軍家にも献上していたという逸話があります。
写真は護国寺にある群林堂のお店です。昔、北野たけしが襲撃した講談社の目の前で、昨日は朝9:30で10人ほど並んでいます。一日しか持たない豆大福です。絶妙に甘くなくコーヒーに最高です。
創業200年以上同じものを作り続けここまでつないできたということは、恐らく先人達は時代ごとに彼らなりのイノベーションを繰り返して来たのでしょう。

この豆大福を食べて思うことは、長村製作所もこのお店と同じ様に、後輩に繋ぐ為には日々のイノベーションを起こし続けていける意気込みが必要だということです。

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中小企業と大企業の仕事の違いから見えてくるもの

先週、昨年まで5,000人以上の従業員を抱える企業の役員であった友人が、この春から従業員数100人の会社の社長に就任したため、激励を兼ねて会いに行きました。その友人との会話で、興味深い話が2つ出たので、今回はその1つを紹介します。

それは、大企業と中小企業の社員の働き方には大きな違いがあると期待していたところ、意外な発見があったというものです。

入社前に考えていたこと

1.仕事の範囲について
中小企業では、仕事の進め方が大企業とは異なります。大企業は人員が多いため、部署や担当が分かれており、専門的な業務に専念できるのに対し、中小企業では限られた人員で多岐にわたる業務をこなす必要があり、複数の仕事を同時に進めることが求められます。例えば、経理をしながら人事業務も行うなど、多様なスキルと知識が必要とされます。
このような働き方には、メリットとデメリットが存在します。メリットとしては、多くの経験を積む機会があること、自らの判断で業務を進める自由があること、会社の全体像や状況を理解しやすいことが挙げられます。一方で、デメリットには、業務の負荷が重いこと、専門性が薄れる可能性があること、作業効率が下がることが含まれます。

2.仕事のスピードについて
従来の大企業では、仕事の進行が遅い傾向にありました。これは、多数の人々による決裁や承認プロセスが原因です。さらに、部署間での連携や調整にも時間を要していました。一方で、中小企業では仕事の進行が速いです。これは、決裁や承認が限られた人々によって行われ、部署間の連携や調整も迅速に進むためです。

大企業では、仕事の責任は分散されています。たとえば、製品に不具合が生じた場合、開発部、製造部、品質管理部、営業部など関連する各部門がそれぞれの責任を担います。一方、中小企業では、仕事の責任が一点に集中することが多いです。同じ製品の不具合が生じた場合、担当者や部長が全責任を負うことになります。また、顧客のクレームや要望に対しても、直接対応することが求められることがあります。

以上のようなことを想像して入社して驚いた。

ところが入社した会社の実態は?

入社してすぐに感じたのは、この100人に満たない会社の組織と社員の考え方が大企業と全く変わらなかったことです。大企業と同様に区分された組織であり、社員間のセクショナリズムも非常に強いです。規模が小さいため、様々な歪みが顕著に現れています。

(1)各部門の長は会社全体を見ず、自部門の充実のみを追求し、社員の忙しさを理由に増員を要求するばかりです(創意工夫がない)。
(2)組織が細分化されているため、一つのチームの人数が少なく、常に手薄な部署と忙しい部署が存在します。
(3)各部署の部課長は長年在籍しており、自らの持論を押し通すため、他部署との連携が取れていません。
(4)部門長は自己主張が強く、部下の意見を聞かずに屈服させようとします。本人は自覚していません。
   その結果、部下もそれに慣れ、自発的に行動せず、常に上司の指示を待っています。

この状態を現在改善するために奮闘中だそうです。

今まで勤務していた企業ならば、このような部門長を更迭し若手に切り替えるのですが、なにせ人が少ないので代わりがいない。(ここだけは中小企業)
どうしたらいいのか現在悩んでいるとのこと。

この話を聞き、当社と同じだと感じました。もっと言えば日本中の中小企業が抱えている問題なのかもと感じました。
そこで私が考えた中小企業の課題

①仕事の負担が大きいことに対応できるか
中小企業では、仕事の負担が大きいことが多いです。いくつもの仕事を掛け持ちしながら進める必要があります。また、仕事の優先順位や進捗状況を自分で管理する必要があります。仕事の負担が大きいことに対応できるかどうかは、中小企業で働く上での重要なポイントです。

②専門性を維持できるか
中小企業では、専門性を維持できるかどうかも重要です。仕事の範囲が広いことは、幅広い経験を積むことができるメリットですが、一方で、専門性が低くなるデメリットもあります。専門性を維持するためには、自分で勉強したり、研修やセミナーに参加したりする必要があります。

③コミュニケーションを取れるか
中小企業では、コミュニケーションを取れるかどうかも重要です。仕事のスピードが速いことは、迅速に対応できるメリットですが、一方で、情報伝達や報告が不十分になるデメリットもあります。コミュニケーションを取るためには、上司や同僚との関係を良好に保ったり、定期的にミーティングやフィードバックを行ったりする必要があります。

④仕事のバランスを見つける
中小企業では、仕事のバランスを見つけることが大切です。仕事の範囲が広いことは、自分の裁量で仕事を進めることができるメリットですが、一方で、仕事の効率が悪くなるデメリットもあります。仕事のバランスを見つけるためには、仕事の優先順位や目標を明確にしたり、仕事の計画やスケジュールを立てたりする必要があります。

⑤仕事の成果を見える化する
中小企業では、仕事の成果を見える化することが大切です。仕事の責任が集中することは、自分の仕事の価値を高めることができるメリットですが、一方で、仕事の評価が曖昧になるデメリットもあります。仕事の成果を見える化するためには、仕事の成果や効果を数値化したり、文書化したりする必要があります。

⑥仕事の楽しみを見つける
中小企業では、仕事の楽しみを見つけることが大切です。仕事のスピードが速いことは、会社全体の流れや状況を把握しやすいメリットですが、一方で、仕事のストレスが高くなるデメリットもあります。仕事の楽しみを見つけるためには、仕事のやりがいや達成感を感じたり、仕事以外の趣味やリラックス法を持ったりする必要があります。

おわりに

友人の話では、多くの中小企業の社員がハウツー本を読んでそのまま真似をする傾向にあるとのことです。これらの本はしばしば大企業のモデルに基づいて書かれており、読者は無意識のうちに「こうあるべき」という考えに囚われがちです。その結果、実際の現場に適さない方法を正しいと信じ込んでしまうことがあります。結局のところ、自分の経験からその会社に合った仕事の仕方を見つけ出すことが重要だと言えるでしょう。
また、部下をダメにする上司についての話も伺いましたので、その話は近い将来にご紹介する予定です。

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