何度も当社の製造ラインが大忙しを伝えてきましたが、最近歳のせいか20歳の頃のことをよく思い出します。
丁度今時分のですが、渋谷の仕出し屋でお弁当作りのバイトをしていました。この弁当屋さんでバイトをしたのは、朝、昼、夕方のご飯が付き、日当が良かったことです。難点は朝5時〜午後3時までの勤務でした。それでもご飯は豪華でおしかったです。
この弁当屋さんは平均3000円程度の高級弁当です。テレビ局からの注文が多く、但し一カ所のオーダーは多くて30個程度です。多品種少数量という、現在の工場のようです。
その弁当屋さんには30人程度が働いており、弁当を詰めるのは主にパートのおばちゃんと我々学生バイト君です。
思い出すと、まずリーダーのおじさん(それでも35歳ぐらい)が1つサンプルのお弁当を作ります。そうすると取り巻きのお兄ちゃん達が具材を入れる順番にライン上におかずを並べていき、最初の1個目の弁当箱にゆっくりと入れていき、パートのおばちゃん達に何やら聞いています。その後おばちゃんリーダーが「テレビ朝日と」声おかけると一気に30個お弁当ができます。その作業時間約10分程度です。
段取り30分、作業10分です。
次にまた「フジテレビ向け」とか言って段取りが始まります。
これが実にスピーディで気持ちがいいのです。不思議に早くでき手際がいい、作業が気持ちいいのです。バイトながら、この手の仕事は段取りだと思いました。
この渋谷の弁当屋さんはお金がないと定期的にお世話になりました。
帰りに好きな弁当を作って帰れるのが楽しみでもありました。お赤飯が好きな私は常にご飯はお赤飯、ししゃもがを巻いた大きな昆布巻きが美味しくて、これとだし巻き卵は定番です。疲れた体で板橋のアパートに帰り、疲れてこたつで寝てしまうのですが、20時ごろ起きてこの弁当を食べるのが嬉しかった。一人部屋で食べる弁当ですが、バイト先の空間がそこにあるように感じ、孤独を感じること無い時間でした。
この段取りの重要さはその後、埼玉県志木の文化パン屋でのクリスマスケーキ1000個製造のバイトで生かされることなりました。この話は次回に持ち越します。
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