ピンチは見せ場

この言葉は松山英樹さんが出ているCMに出ているフレーズです。

とかく、ピンチの時には「関わりを減らしてしずかにフェードアウトする人」「急に発言が減り存在感を無くす人」「評論家に変身する人」「困った顔をし、被害者風を装う人」など形は変わるものの、皆んな逃げる人には変わりません。

会社の仕事でさピンチは沢山日々おきます。そしてその人間性を沢山見せつけられます。ピンチは必ず起きます。その時にどう行動するかです。この行動が社員の将来を左右します。逃げたら一生逃げる癖が付きます。

そういえば今から25年ほど前、その当時勤務していた会社で事件が起きました。ある衆議員の秘書から、その当時の勤務先のミスをネタにゆすられたのです。その会社で本来この対応をすべき責任者は神奈川支店長でした。にも関わらず彼は逃げたのです。たまたまその問題で警察からの電話を受けたのが私でした。その内容をすぐにその時の社長に報告した所、社長からの指示はこうでした。「担当部署もエリアも全く関係のない君だが、最初に電話を受けた以上責任を持って対応すること。」との指示でした。それから3ヶ月毎日神奈川県のある警察署、相手の秘書との葛藤が続きました。一番辛かったのは脅す相手ではなく、この問題に関わりたくないその当時の同僚たちの態度でした。全く私に声すらかけてきません。関わりたくなかったのでしょう。その時にことは今でもはっきり覚えています。

全ての問題が解決した時に、新橋の鰻屋で私とこの問題の原因を作った代理店の責任者(東大卒元国税局勤務者のエリート)と二人で泣きながら安堵したことを覚えています。

不思議なことにこの問題が解決すると、同僚たちは何事もなかったように話かけてきます。この時以来私はピンチになると多くの人間は逃げる、避けることを知りました。その後も色々なピンチを経験しましたが、ある意味「ピンチは見せ場」を体験したのかもしれません。その後その会社の役員になり、今はこの会社で働いていますが、そのピンチが私を作ってくれたのかもしれません。

小さなピンチ、大きなピンチ沢山の出来事が起きます。多くの社員には「ピンチは見せ場」を体験してもらいたいものです。

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