フレデリックW.テーラーの未完の夢「管理の目的は労使の最大繁栄」を読んで

彼の工場における業務の「科学的管理法」は1911年という100年以上前の話ですが、今もその考えはまだ実現していません。
熟練工のムリ・ムダ・ムラのない作業を未熟練工に伝える為に、課業管理で「1日の公正な仕事量」を定め、使う道具や時間、作業が標準化される。そして段階的賃金制度は作業工のモチベーションを引き出す為のものです。そして人々は公正な条件の下で、より高い賃金を求めます。本来は1日の作業量を超えると、割り増し賃金が支払われる。つまり1日の作業量が設定されているのです。しかしながら残念ですが、人により1日の作業量は違います。それが為に、時間で賃金が支払われれる仕組みそのものが問題なのです。
つまりいつも言う「100mを10秒で走れる人、100mを20秒で走る人」が存在するのです。現行ではもしかすると100mを20秒で走る人の賃金のが多くなってしまいます。
だから、
「1日の公正な仕事量を設定する必要があるのです。」
そう言えば今から50年前の学生時代、池袋の雑居ビル(喫茶店・ファーストフード店・雀荘・サンドイッチハウス」のバイトのシフト表を作成するバイトをしたことがあります。
どこで知り合ったのか忘れましたが、そのビルのオーナーの奥さんが私を気に入りさせてくれたのですが、シフト表1枚5000円で週単位で4枚作成し、月8万円のバイト代でした。
そのシフト表により売上が極端に変化することを知った私は、稼ぎ時の土日に誰と誰の組合せでそれが実現するかも分かりました。その当時従業員は全てバイトでした、時給は勤務年数で決定していました。しかしその画一さでは売上は上がりません。そこで最も売上が上がる土日の時給を20%UPし、尚且つメンバーの選別も行いました。
一部のバイトからは不満も出ましたが、明らかに売上高は大幅アップしました。19歳でもわかる現実です。そんな簡単な理屈もその当時の悩みは「人間関係です、誰と組みたくないから、誰々と組みたい、終いには忙しい時はシフトに入りたくないなど、非合理的な要求ばかりでした。」

この当時考えたのは「科学的管理法」の走りかもしれません。
しかしながらこの科学的管理法は未だに当社ででは実現していません。早くこれを確立・定着させない限り当社の発展は手に入らないのです。決して経営側だけの発想でなく、働く社員の為でもあるのですが、どこまで皆んなが理解してくれるものか?

にほんブログ村 経営ブログ 中小企業社長へ
ブログ村のランキングに参加しています。よろしければこちらのボタンをクリックお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です