2019年7月1日から健康増進法の一部改正により、学校や病院、行政機関の分煙措置が従来よりも厳しいものとなってしまいました。
これにより、小学校・中学校・高等学校・大学は原則「敷地内禁煙」と定められました。大学生や大学で勤務している方々は、大学の敷地内で煙草が吸えなくなってしまったのでしょうか?
この記事では、大学への喫煙所設置は可能なのか?という点について、改正された健康増進法を基に解説していきます。

大学に喫煙所設置は可能?

条件を満たすことで、大学の屋外への喫煙所設置は可能です。
20歳未満の子どもにとって煙草の煙が有害であるのは、周知の事実だと思われます。教育機関には20歳未満の子どもの出入りが活発であるため、2019年7月1日からの健康増進法の改正により「屋内は全面禁煙」「敷地内は原則禁煙」と定められました。
小学校・中学校・高等学校ではそれほど困らないでしょうが、大学生には成人済みの方も多く、喫煙者も多数存在します。改正前は喫煙所が設置されている大学がほとんどでしたので、喫煙所が無くなるのは困ってしまいますね。
そんな方々への例外的な対応策として、「特定屋外喫煙場所」という仕組みが存在します。特定屋外喫煙場所とは、厚生労働省が定めた複数の条件をクリアすれば、屋外への喫煙所設置が認められるといったものです。

それでは、設置のための条件を見ていきましょう。

設置できる条件

屋外に特定屋外喫煙場所を設置する場合、守らなくてはいけない条件は4つあります。

  1. 禁煙場所と喫煙場所の区画分けがされている
  2. 「ここは喫煙所である」と分かりやすく表示されている
  3. 施設の利用者が通常立ち入らない位置に設置する
  4. 施設外の他の建物に隣接させない

事前に把握しておけば、それほど難しい条件ではありませんね。

しかし、敷地内にこれらの条件を満たす場所がなければ喫煙所の設置はできません。大学への設置を検討している場合、とくに困難なのが「施設の利用者が通常立ち入らない位置に設置する」の項目です。
この条件を満たすのが難しいので、喫煙所を設置せず、敷地内完全禁煙とする大学が増えつつあります。
大学に「特定屋外喫煙場所」の設置を検討しているのであれば、喫煙ブースの販売をしている業者に現地調査をしてもらい、条件を満たす場所があるかどうかの確認をしてもらうと良いでしょう。

大学に喫煙所を設置するメリットデメリット

大学に「特定屋外喫煙場所」を設置することによって、予想されるメリット・デメリットは複数あります。
メリット・デメリットを確認したうえで、喫煙ブースの設置を判断しましょう!

メリット

大学に喫煙所を設置した際のメリットは以下の通りです。

  • 喫煙所ではない場所での喫煙が起きない
  • 吸い殻のポイ捨てが起きない
  • 条件を満たす喫煙ブースの設置で分煙ができる

喫煙場所を設置せず、敷地内全面禁煙とすれば、隠れて煙草を吸う方が出てしまうでしょう。

喫煙ブース以外の場所で喫煙されれば、吸い殻のポイ捨てや受動喫煙の被害は大きくなってしまいます。そういった事態を避けるためには、あらかじめ指定の喫煙ブースを設置しておくのが喫煙者・非喫煙者双方にとって良い結果になるでしょう。

デメリット

大学に喫煙所を設置した際のデメリットは以下の通りです。

  • 受動喫煙を避けたい受験生に避けられる
  • 「特定屋外喫煙場所」の条件を満たす場所を作るのが困難
  • 条件を満たす喫煙ブースの設置には費用がかかる

敷地内全面禁煙を掲げる大学も存在するので、受動喫煙を避けたいと考える非喫煙者の受験生には避けられてしまうかもしれません。

また、条件を満たす設置場所を作るのが困難なうえ、既存の喫煙所はほとんどが条件を満たしておらず、流用は不可能でしょう。条件を満たした新たな喫煙ブースの導入が必要になるので、費用がかさむのが予想されます。
ただし、分煙対策のスペースを設置する際は、助成金が出る場合もあります。コストが理由で設置を悩んでいる場合は、一度助成金の条件を確認してみると良いでしょう。

喫煙ブース設置で活用できる補助金や助成金とは

喫煙ブースを設置するといっても、なかなかコストがかかるところにお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
こちらの記事では、喫煙ブースの設置により活用できる補助金や助成金、そして申請方法の流れをご紹介しています。
設置を検討されている方は、是非ご覧ください。

喫煙ブース設置で活用できる補助金・助成金と申請の流れ

喫煙ブースの設置は現地調査を行うSMOXで!

いかがだったでしょうか。健康増進法の改正後も、条件を満たせば特定屋外喫煙場所を設置できるのが分かりました。
喫煙ブースを設置する場合は、4つの条件を満たしているかをしっかりと確認しましょう。メリットデメリットの確認も大切ですね。
喫煙ブース設置の際は、厚生労働省技術的基準を満たしており、助成金も出るSMOXがおすすめです!設置工事前に現地調査も行いますので、設置の条件に自信がない場合も安心です。喫煙ブースのサイズも複数あり、場所に合った喫煙ブースを提供できます。良ければチェックしてください!