先週スバル北本工場視察での出来事。
スバルは国土交通省が推進する、ホワイト物流に取組んでいました。
ドライバー不足を補うために、少しでもドライバーの作業負担を減らすために、納品事前予約時間制度の導入を行っているそうです。これによりドライバーの待機時間が劇的に減少したそうです。
更に以前はドライバーがスバルのフォークリフトを使用して荷下ろしをしていたが、現在はスバルの社員が荷下ろしをするそうです。これもドライバーの負担低減だそうです。
当社の相手している企業さん中にはこの真逆をしている大手企業さんが沢山います。売上高数千億円もあるにもかかわらず、荷下ろしはドライバーにさせ、結果2人でないと荷下ろしができないことが発生するなどの事態になっています。その配送費は出荷元です。大手企業ほど本来は業界全体のことを考えるべきなのにと考えさせられます。
これは企業の社員の問題でなく、経営者の問題です。日本の経営者の多くはサラリーマンです。自分の代だけの業績しか考えにくいのでしょう。非常に残念です。その姿勢は次の世代にも受け継がれます。
当社は大企業ではない弱小企業ですが、精神だけは大人でいようと思います。早い段階で現場と話し合い、出来ることからドライバー負担を減らしていきたいと思います。
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