私が目指す当社の姿

当社のHPを見ると分かりますように、当社は板金加工を主体とした製造工場を持つメーカーです。

特に取り扱う製品はNTTグループや通建会社を中心とした企業様へ製品を供給しています。
特に、既製品の製造ではなく
お客様の必要とする製品を一から企画・設計し製造しています。

基本は「通信会社+通建会社+新たな企業」が困ってる問題を解決ができる製品を開発し製品化しています。

1.それでも時間に追われるのか、社員個人の問題なのか、お客様から言われた内容のものだけを 忠実に設計・製造⇒納品するパターン(製品品質・信頼の提供)

2.お客様からの要望を聞いた上で、お客様の気づいていない部分を新たに見つけ出し、お客様要望よりの高い次元の製品を提案し製品化する。(製品の高いレベルの機能提供)

3.日頃、通信会社の課題、また施工工事会社である通建会社並びにその2次受付工事会社の関係者からの聞き取りした内容を分析し、より現場の方々がコスト削減ができ安全安心な作業が実現できるツールを提案、そして製品化をする。(気づきと感動の提供)

当社は1.のパターンから脱却し、2.3を常に目指し、信頼と尊敬を得られる企業を目指します。
そして、製品企画・開発・製造の間、当社の社員とお客様が時には厳しくそして信頼を持ち、共に良い製品を開発する、そのようなフィールドそのものが、当社の製品にしていきたいと考えています。お客様と共に作り上げるものです。

時代は権利・責任区分を明確にすることでそれぞれの企業がリスク回避を前提に考えており、常に契約書・覚書書・確認書と自社の権利ばかりを主張しがちです。
私は、新たに開発した製品は「お客様と当社の宝」だと考えています。
お客様とは常にどんな厳しい時にも離れることなく、お互いのスキルを高めあいながらなくてはならない企業を目指しています。

時々思うのは、お客様の言うことをただ聞いて製品化している場合も時々見かけます。そしてそれに埋没してしまう社員の姿を見るたびに、もう一歩前にと声をかけてやりたくなります。
ベテラン社員の中には、とにかくお客様が言っていることだけを忠実に守ることが一番と考えがちな社員がいるのも事実です。確かにそういう時代がありました。今は私の話を聞いて、前に出ようとする社員、とにかく今の位置を確実なものしようとする社員が混在しています。

私は当社の社員はお客様に育ててもらいことが一番と考えています。何も知らない新人社員を送られたお客様からしたら迷惑な話かもしれませんが、時代は自分の会社だけで人を育てるのではなく、業界全体で育てるべきです。それは技術者も営業もです。そして育った社員は新たな新人を育てます。
なので新人は不安もあるかもしれませんが怖がらずに、そして先輩社員は何も知らない新人を外に一人で出すのは「かわいそう」「相手の企業に失礼になる」「会社の恥」とか思うかもしれませんが、出してあげてほしいです。何かあったら一緒に頭を下げ、一緒に泣き、一緒に汗をかき、そしてお客様から可愛がられる社員になってもらいたい。

製造を担う社員には、営業が何とかとってきた仕事、納期の問題や製造の面倒くささもあるかもしれませんが、「よしお前の取った仕事は俺たちにも大事な仕事だ」という気持ちになって徹夜しても必ず作り上げてほしい。特に新人、若手の社員が取ってきた仕事は絶対、社員に恥をあるいは「できません」とお客様に言わせないでやってほしいです。

製造を担う社員は常に自分の技術を磨いてほしい。だから「忙しいから研修会にいけないとか」あるいは先輩社員に作り方を聞いてきた若手に対して「今忙しいからダメと言わず」「今は忙しいから午後の休憩の時教えてやる」などの言葉をかけてほしい。

大企業には大企業の良さがあります。当社には当社のやり方や良さがあります。大企業を参考にするのは構わないが、大企業同じにはなりたくないし、比較をする気持ちもありません。
長村製作所オンリーワンの制度、社風、そして仲間意識を持ちたいと考えます。
どこか人見知り勝ち、人前で話すのが苦手、思うことの1/10も言えない。すぐ「すみません」と言ってしまう。そんな皆だけど仲間の為に常に「手伝うよ」「できて良かったな」「お客様に喜んでもらってよかったね」と言い合えるそんな60人の社員仲間ですが、胸を張って大きな声で、「私達がやります」を告げます。

そして必ずお客様から「長村さん、ありがとう。」を言ってもらえる会社を私は目指したいと思います。

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