多くのストレスを抱えるサラリーマン

年一回のストレス度テストがどの会社でも行われます。当社でも行われたようです、どんな結果になったのかはまだ分かりませんが、サラリーマンはストレスが多いのでしょう。

ニワトリに例えたら、顰蹙をかいますが、毎日同じ場所に入れられ、同じメンバーで同じ仕事をさせられたら、養鶏場のニワトリのごときストレスが溜まるのは当然です。ましてやニワトリと違い、サラリーマンには規則も課せられます。見えない柵の中ですね、それでも人間はなぜかこの規則がルールが大好きです。どうも錯覚だと思うのですが安心するのです。自分の足首を鎖で繋いで安心する動物は多分人間だけでしょう。自由と足かせの相矛盾を抱えて悩むのです。

最近はこれに不思議な傾向が出てきました。足首の鎖を付けることには抵抗はないのだけれど、鎖の位置や鎖の形状が気になってしょうがない人達が増えてきました。自分の考え方、こだわりとも言えます。なぜか全ての神経がそこにスポットライトを当ててしまい気になってしょうがないのです。傷口を塞いだカサブタが気になって気になってしょうがないのに似ています。そして分かっていながら剥がし血がでるのです。

これは学校教育が大きく関係しています。集団に馴染むことが正しく、皆んなと同じことが出来ないとダメ生徒の烙印が押されます。ここで問題なのは自分は皆んなと同じことが出来ない、勉強ができない、自分はダメ人間なんだと自分を追い込むのです。

それとは逆にそんなことに拘る必要はなく本来人間は自由なんだとか言い出す無責任な大人が登場します。真っ白なキャンパスに絵を描き始めた子供達にこれはまた思考を止めてしまうことになります。

そんな体験をした子供達は20歳前後に社会に放り出され、会社に入ってきます。会社には学校の先生はいません、居るのは効率的に物を作ったり、販売をしたがる経営者と管理者です。すこぶる合理主義です。多くの若者はこの経済合理主義に戸惑い反発をします。明らかに実社会を知らない先生とは異質な世界と人種達です。

人類が生まれて約60万年、哺乳類たちは1.5億年続いた恐竜時代を生き抜き、大流星衝突後の最悪な地球環境の中を生きながらえ、哺乳類を誕生させたのです。そして人類はほぼ数100年前まで、もっと言えば200年前まで飢餓と闘い生きたのです。ダーウィンが環境変化に対応した生物が生き残るといいました。本当の強さとはこの順応性なのでしょう。飢餓で苦しんだ人類達のストレスは想像を絶するものだったのでしょう。つまり人間は常に順応する為に多くのストレスと対比し時には受け入れ、時には戦い、そして生きたのです。

どんな時代になろうがストレスは否応無しに我々の前に立ちはだかります。それでもたかがストレスです。本来学校はどうやれば困難を克服して生きていけるのか知恵を授ける場所のはず、悲しいかな彼ら教師にはその能力はありません。だから学校の先生にしかなれないのです。

さて、当社の社員はこの日々襲い掛かられるストレスに立ち向かうのか、私は静かに見守りたいと思います。悩みを悩まないこと。

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