人間が身につけた比較する能力

最近、人類の進化について興味があり、生物学者の本を読んでいたら表題の事が記載されていて気になり出しました。

猿人類は700万年前に生まれ、約40万年前に現在の人類のホモサピエンスがアフリカで産まれ、世界中に移動し広がったようです。それまでのジャワ原人や北京原人、ネアンデルタール人と多くの人類は絶滅し、ホモサピエンスだけが残りました。
そのホモサピエンスが生き残った要因の一つに集団行動に長けていたそうです。そのDNAコミニュケーション能力の高い人種だけが生き残り、それが更にDNAに組み込まれていったようです。

その中に比較能力の高いDNAを持った人間が生き残っていくんだそうです。現代でも比較は常に人間は無意識に行なっています。

その中でその能力は不幸も招きます。
その例は
例えば美味しいチャーシュー麺を食べたくてラーメン屋さんのカンターを想像して下さい。
私のチャーシュー麺にはチャーシューが5枚、隣の人のチャーシュー麺にはチャーシューが6枚
そこであなたは比較するのです。なぜ私は5枚で隣の人は6枚なのか?気になってしょうがありません。そしてそのことは美味しいチャーシュー麺を食べる幸福感を上回る、不満が頭の中を埋め尽くすのです。つまり幸せではないのです。

恐らく多くの動物はそんなことは気にせず美味しいチャーシュー麺を食べる満足だけが支配するでしょう。
人間が生きるために身につけた比較する能力が不幸を招く能力でもあります。
この不幸感は現代の人間にも多くの事象を招いています。今だにこの問題を解決できずにいます。

能力とは多くの面があり、メリット・デメリットの混在型です。つまり良いことと悪いことが一体なのです。状況の中で自動的にそのバランスの比率が変わる仕組みを手に入れれば、人間はより幸福感を手に入れられるのかもしれません。

社員間での出来事も多くはこのことで説明ができるような気がします。

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