会社が社員に提供すべきポイントは何なのか?

このブログで何度も触れているように、歴史的にも稀有な「公衆電話ボックス」は、長村製作所が86年間続くことができた原動力でした。その価値が薄れつつある今、私たちは新しい製品の開発に努め、模索しています。新たな製品を創出するため、社員のモチベーション向上が急務であると強く感じています。す。

以下の文章は、ソニーの元社長、平井一夫氏の言葉です。井深大、盛田昭夫など創業メンバーから引き継いだ衰退していたソニーを現在のように再興させた主要な役者です。規模は異なるものの、私たちの会社も参考にすべき点があると考え、今回掲載しました。。

「常に誇りと自信を持ち、高いモチベーションを維持しながら、共通の目標に向かって協力し合い、オープンな議論を恐れずに行う機会が提供され、革新的であることと同時に、ある程度のリスクを取ることが認められる環境」

    難しい言葉を使わずに言うと、同じ目標を持ち、その達成のために社員が失敗しても許容し、再挑戦する意欲を持続させることが大切だと思います。これを実現するためには、前世代の一律的な仕事のやり方ではなく、時には無茶と感じるかもしれない若者の感性を受け入れ、彼らの意欲を摘むことなく見守る勇気が、私たち50歳以上の人間には必要ではないでしょうか。50歳以上の人々は、昔の上司の仕事を真似ているだけかもしれません。何も新しいことを成し遂げていないこの世代が、自分たちの仕事のやり方が正しいと考えるのは、会社や社員のためではなく、自己保身のためであることを認識すべき時が来ています。

    私が今回取り上げるのは、私たちの長村製作所だけでなく、多くの日本企業が直面している共通の問題です。最近の報道によると、アマゾンのホワイトカラー従業員の半数が会社に貢献していないとされ、大規模なリストラが予定されているとのことです。危険なのは、自分が貢献していると思い込んでいるが、実際には「仕事」に見えるだけの無意味な業務を行っている可能性があることです。

    下記の内容は平井 一夫さんの元部下が平井さんから常に言われていたことばだそうです。 

    「部下の失敗は上司の責任であり、過ちを認めて謝罪し、常に正しい方向性を示すべきです。逃げずに立ち向かうことで成長が促されます。」EQは、異なる意見を受け入れ、自己の考えを見直し、互いに新しいアイデアを生み出す寛容さが人間性の高さを示します。助け合いは、実際には互いの居場所を築く相互作用であり、そこから生まれる相互の尊敬が組織を強固にします。と常に言われていたそうです。

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