大和ミュージアムにて思うこと。

戦艦大和は全長263メートル、満載排水量72,000トンで、主砲には46センチ砲9門を備え、世界最大の戦艦として知られています。しかし、航空機の発達により、その巨大な火力をほとんど発揮することなく、戦果にはつながりませんでした。

1868年に始まった明治政府の時代にまだ丁髷を結び、刀を帯びていた民族が、1941年に戦艦大和を完成させました。日本人のモノづくりの能力と情熱には感心させられます。しかし、戦争の道具であるにも関わらず、なぜこれほど美しいのでしょうか?日本刀も同様で、人を傷つける道具でありながら、美しいです。

最近の多くの若者は製造業やものづくりにあまり興味を持たず、悲観的な見方をする人が多いようです。お金を稼ぐなら、もっと簡単でスマートな方法、つまり商業に重点を置いています。中小企業の製造業で働く社員の給与が厳しいのも事実です。それでも、日本人が長い歴史を通じてものづくりにこだわってきたのには、何か意味があると感じます。

大和ミュージアムに立ち、ものづくりに従事する社員たちをもっと魅力的な職業人に変えたいと思います。そして、これから生まれる子どもたちが憧れる企業にしたい。そのためには、もっと多くの給与を支給できる企業にしなければならないと誓った日でした。

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