メールの功罪

現在当社では社内伝達はTEAMSを使用し業務に当たっています。社外に対してはOUTLOOKです。

TEAMSのチャット機能は非常に便利でおそらく1日何百というメールが飛び交っています。相手がいない時、情報を共有する時、本当に効果的です。

しかしながらこれになれると、私達はある事を忘れます。メラビアンの法則を思い出します。文字によるコミニュケーション率は7%、聴覚で38%です。つまりメールに慣れてしまうと、文字を入力さえすれば全て伝わったと勘違いすることです。大変危険です。

更にメールには直接相手に面と向かっていえないことを、文字により伝えられることです。ただしこれにも問題があり、文字だけでは特に心にあることは伝えきれません。よってこのようなメールは逆に誤解や不満を増長させる場合が多々あります。

もしかすると、チャットに近いTV電話的な使い方をすることで問題解決がよりスムーズに果たせるかもしれません。

どんなに有能なツールがあっても人と人の情報伝達はより直接的な手法が必要なのかもしれません。

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牧のうどんの不思議さ

写真は博多駅前バスセンターの地下にある「牧のうどん」です。ふどんの側にある急須はうどんのつゆです。

このうどんは命であるコシが全くありません。早く食べないとうどんが汁を吸い取り、汁がなくなります。その為に追加の汁がついているのです。

このお店、不思議なほどの人気店です。とても美味しいかというと、そうでもないのです。写真のうどんはごぼう天付きで520円、いたって普通、接客力もあまり感じません。何ヶ月かするとまた食べたくなる不思議なうどんです。

こんな「牧のうどん」のような会社になりたいです。俺が俺がをアピールすることなく、それでいて沢山のお客様に支持され、長村製作所の製品だからいいよね、長村の社員だから安心だよね、といつもお客様に寄り添える、そんな会社が理想です。

あります。このブログを見た方で福岡に行くことがありましたら、一度お店に寄ってみて下さい。不思議な牧のうどんワールドがそこに

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新入社員教育の為に業界全体で育てくマインドの必要性

昨日、友人の息子さんがこの春から横浜の大手通信会社のエンジニアリング会社に入社したと聞きました。彼は埼玉の自宅から通っています。その会社は、彼の工事現場経験を積むために、大手通建会社下請けの工事会社で研修をさせているそうです。

本人は「エアコンの効いたオフィスで仕事ができる。」とこのエンジニアリング会社に入社したにも関わらず、毎日暑い作業員として働いているそうです。

昨今、通信会社社員の現場経験が少ないため、机上で考えたものと現場が合わず、工事がスムーズ進まなくなっている課題が各通信会社の大きなテーマだそうです。
中々採用が厳しい業界だけに現場教育は避けてきたことが要因のようです。

ちなみにこの友人の息子さんがお世話になっている孫請け会社の社長は昔気質の職人でもあり大分厳しいようです。また社長をはじめ社員の多くは中学もまともに出ていない不良だったそうです。

この話を聞いて、当社も他社の力を借りて新入社員の育成に取り組むべきだと考えました。約45年前、学生時代に飯田橋の大手設計会社でアルバイトしていたとき、多くの無給従業員が他の設計会社から学びに来ていたことを思い出しました。その会社は空港ビルや高層ビルの設計をしており、中小の設計会社は人材育成に利用していました。

当社も学ぶ機会を増やすために自社だけでの教育から他社にも協力頂きながら、社員を大事に育てていくことがより大切な時代になったことを感じます。

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