物作りの楽しさと大切さを体験して下さい

当社長村製作所は鉄やステンレスやアルミ材の加工し製品を製造しています。
確かに立ち仕事であり、時には重いものを持ったり運んだりします。汗もかきます。
汚れもします。でも確実に社会の役にたつ製品を作り提供しています。

現在はどうしても製造業はお金を稼ぐには割に合わない部分もあります。涼しい部屋でPCのキーボードを打つてお金を手に入れられる方が楽かもしれません。

人間は長い期間もの作りを大切にしてきた民族です。だから江戸時代末期に開国してからあっという間に八幡製作所を作り、そこから生まれる品質の高い鉄を利用し、鉄道、船、飛行機や車、そして武器も作りました。その先人の努力の上に私達の今の生活があります。

もの作りは国作りでもあります。中々製造業に関心を示す学生も少ないかもしれませんが、できたら一度多くの子供達に当社のもの作りを体験し、感じてもらえる機会を作りたいと思います。製造業の皆さん一緒にやってみませんか。

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インボイスが招いた煩雑な業務の山

インボイスがスタートして1年が経過しました。スタート時期には多くの批判がTV、新聞で騒ぎましたが、今は何も言いません。

これまで未回収だった消費税をこのインボイス制度で改修した税金は2000億円程度だそうです。
毎年、確定申告をしていますが税務署は私の領収書は自己申告のまま受け入れて、領収書の堤出が費用ありません。その理由はこのような小口の確定申告のチェック業務をしたら税務署がパンクするからです。自分達の業務削減のためには国民の自己申告を受け入れ、国民の業務負荷拡大には全く目を向けず、たった2000億円を回収するために国民負担を増加させる役人は、誰のために働く人達なんでしょうか?

それとなぜ忘れる日本のマスコミという偽インテリ達。まだ1年しか経っていないよ。あなた達も国民のために自分の知識を使わないですね。

私のような中小企業の経理担当は毎日大変な思いをしているですが。

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車とコメを守るために日本がしたこと

1980年90年代日本ではアメリカと自動車戦争、半導体戦争が行われました。
結果
あっという間に日本の半導体は韓国、台湾、中国に持っていかれました。それが今です。
産業の米と言われる半導体を日本は失ったのです。

しかしながらトヨタをはじめ日本の自動車めーかーは世界に君臨してます。
おそらく日本は半導体をアメリカに売り渡し、自動車を取ったのでしょう。
それと米の輸入を阻止したのかもしれません。

確かに車は大事ですが、半導体を守る必要があったのではないこと思うと残念でなりません。
30年後の未来を見て判断し戦うことが重要であることを証明しています。

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データーセンターのハブ化

シンガポールでは狭い国土に沢山のデーターセンターが建築されています。暑い国でのデーターセンターは大量の電力を賄うことは困難です。

更に台湾海峡の問題を考えると、地球的に考えても日本を世界のデーターセンター(通信ネットワーク)のハブにすべきです。日本には北海道、銚子沖、和歌山沖、福岡の4箇所に海底ケーブルが入ってきています。AIの計算量を考えるとその演算には大量の電力が必要です。アルミの生産は電力の安い国に集約されると同じように、北極圏周辺の海底にマンモスデーターセンターを設置し、最もAI機能を使用するのにたけた日本をAIネットワークのハブにすることが国家戦力上最も賢明な戦略と思うのですが。
そう考えるのは私だけなんでしょうか?

そこに当社の事業を集中させたい。

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日本のデータセンターはどうなるのか?

当社でも日本に設置されているデータセンターにサーバーラックや関連製品を導入していますが、調べてみると日本のデーターセンターはAmazonのAWSやマイクロソフトに席巻されているのが現状です。
政治家の中には今更クラウド用ネットワークサーバーはAWSでいいんじゃないのかと公然と発言する売国奴のような衆院議員もいます。どんどんと日本の企業が参入しにくくなっています。
本来、日本の大手企業の内部留保の金額は拡大の一途です。お金を貯めるのでなく積極的に投資をして未来の日本の子どもたちのため、直ぐには利益は出ないかもしれませんが、必ず利益と事業が創出されるはずです。

これからAIが加速度的に進みます、日本のチャンスです。現在、このアメリカの企業たちは日本政府に自分達の光回線網を日本で構築したいとロビー活動をしています。更に熱問題解消のため、アイスランドに巨大なAI用データセンターを建築し、北極海の海底を通り北海道に回線を引こうとしています。

現在、IT関連の日本の貿易赤字は5.5兆円を超えます。更にこの企業等は日本政府から多額の補助金を獲得して事業を行っているのです。私達の税金です。何が増税が必要だと声大きい財務省とその奴隷の政治家。

国家安全保障を考えたら、人を殺傷する武器よりまずこの分野で諸外国から日本を守ることが重要ではないでしょうか?

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「働き方改革」に苦悩する初老役員の日々

本日、17年ほど前に一緒に働いた某総合電機メーカーの社員がこの春から関連会社の役員に就任しました。彼は長い期間営業の最前線で働く営業部長でした。業績も残し優秀な社員でした。
その彼が関連会社の業績改善の為に、赴任したのですが厳しい状況に苦悩していました。
理由は
「働き方改革」がこの関連会社では「残業は悪」と言うことが浸透しており、誰一人残業をしないそうです。たとえ仕事が残っていてもそのままにしているそうです。
売上の減少が止められないそうです。
この会社の社員からはこのままでは仕事に支障をきたすので、取引先を削減してほしいとの要望が出ているそうです。
この役員は仕事が終わらないのならば残業してでも仕事を処理してほしいと社員に説明したところ、2名の社員が退職したそうです。

自分の発言のどこが問題なのか悩み、執行元の役員(元上司)に相談したところ、その発想をすること自体問題と指摘をされたそうです。
今まで働いていた職場にこのような問題は無く、同僚たちは誰から言われることもなく残業し、場合によっては休日出勤して対応する社員ばかりだそうです。

どうしたらいいのか分からず、私に相談してきたのですが、現在はこの新人役員が自分一人でで残った仕事を処理しているそうです。
そこで彼が言った一言
「誰が働き方改革」なんて言葉言い出したんだ、でした。

気持ちは分かりますが、これでは天に唾を吐いているようなものです。このような問題が日本中で起きているでしょう。

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三河屋のサブちゃん御用聞き事業モデルは成り立つのか?

テレビサザエさんに出てくる三河屋のサブちゃんは毎日、住宅街を一軒一軒御用聞き営業をしています。

1日8時間労働で一軒に付き15分かけたとして32軒が1日回れる数です。これを2週間に一度訪問したら顧客数は320軒になります。販売するものはお酒や醤油、みりん、味噌などになります。月の売上は瓶ビール30本(450円✖️30🟰13500円)、醤油、みりん、味噌合わせて1000円とすると合計14500円になります。320軒✖️14500円🟰4640000円の売上高てす。粗利20%で928000円です。サブちゃんの給与30万円として、ボーナス4ヶ月として、更に三河屋の法定福利を入れると約48万円/月の人件費がかかります。つまり三河屋には448000円の利益をもたらし、ここから、サブのバイクの減価償却費、燃料代やお店の費用を賄います。
更に
この話で問題なのは毎日大瓶のビールを1本飲むかです。またサブちゃんはご用聞きだけじゃなく、配達用の商品の荷出し、請求書の発行、集金作業が加わります。また、お客さんは必ず家に居るとは限らず、多めにみても、この顧客数、売上高は試算値の60%程度と思われます。つまり月の売上高は290万円、粗利は55万円です。

現実的には
多くの人はデスカウントストアーに買いに行ってしまいます。

しかしながら
直接、デスカントストアーに買い物に行けない人達がいるのも事実です。その人達はこの便利な御用聞きサービスを利用するでしょう。しかしこの客層は裕福ではなく支払うお金に限度があります。
また
買いに行けない人はお年寄りだけと思いがちですが、シングルマザーのお母さんや障害者の人達など望む人は意外にいるのかもしれません。

これを当社の営業活動に置き換えたどうなるかです。
つまり長年培ってきた営業スタイルも時代の変化に変身する必要があります。当社の顧客はどのようなサービスを望んでいるのか?
更にサブちゃんが手書きの請求書を持って、集金をしたり、あるいは都度配達をするなど高額なコストが発生する業務をどれだけ簡素化し結果、顧客の望む価格を実現するかです。つまり今までの発注者、受注者の役割分担を根底から変え、新たな取引きスタイルを再構築することです。

三河屋のサブちゃんは象徴的な日本の営業スタイルです。
昨日、携帯電話販売日本一の代理店ティーガイアがアメリカの投資会社に1400億円で買収されました。株を売却する住友商事、光通信は売却益によって潤うでしょう。しかしなぜ日本だとダメな携帯電話代理店事業がアメリカの企業がこのような高額で購入するのでしょうか。
つまり
アメリカ人から見たら日本のビジネスマンは三河屋のサブちゃんに見えるのかもしれません。

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