明日は必ず来るとは限らないを常に胸に持っていないと。

テレビドラマなどでは、どんなに苦しくても明日は必ず来ると言いますが、本当は来ない人もいるのです。

明日もこの世にいるとは限らないのが、現実です。だからこそ今日、今を精一杯生きないと目を閉じる時に悔いが残ります。過去は過ぎ去ったもので何もありません、人は明日を生きる動物なのかもしれません。

本日、今年73歳になる先輩社員と朝から仕事の仕方でもめました。彼は彼なりに今までのやり方をただ続けているのです。だから大きなトラブルになった案件の原因が分からないといいます。なので問題をそのままにして次の案件に手をかけようとします。トラブルはそのままです。相手先は違いますが同じトラブルが続いています。

彼との会話の中で頭に浮かんだのが、表題の言葉です。自分に言い聞かせてるつもりで、今を精一杯生きたい。それが全てにしたい、明日は大好きな人にも会えないかもしれない。そして自分の不始末も置き忘れ、迷惑をかける明日を相手に渡すことになります。だからこそ経験にこだわるなど、もっとも人間がやってはいけないことなんです。常に今を生きる、それを先輩社員にも今から始めてほしい。それはすこぶるカッコ悪いように見られるかもしれませんが、確実に明日を生きた証になるはず。

私を含め60歳以上の社員が働く心構えの中、どうせ私は嘱託で現役社員のような給与もないんだから、責任もないと思いがちなのではないかと思います。全てはその甘えが原です。この歳になっても働く意味が腹に落ちていないなら、今からでも考え行動すべきです。私はいつも思います、会社の為に働くと言う人程、自分の為です。仲間の為に行動することが、結果として時には自分の為になることがあるかもしれません。その程度のことです。

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ワットビットが今後のキーワードになる?

最近話題のデーターセンターですが、必要なのは都市部です。しかしながら都市には大型データーセンターを作る土地がありません。更に大量に消費する電力を地方から送電するにはロスが大き過ぎます。

都市に電力やらデータ処理を持ってくるのではなく、地方に逆に行ってしまう。土地はある、発電はそばでできる。問題は通信速度による処理スピードの問題です。
それを解決するのがVPNです。今回NTTは台湾のデータセンターをVPNでつないだそうです。
同一装置での電装スピードを1とすると、この台湾までのスピードは1.006倍です。ちなみインターネットは29倍です。

通信会社と電力会社の共同事業化つまり「ワットビット」。この新しい領域で当社が取り組むべきことは何なのか?今ワクワクしながら考えています。

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ダニングクルーガー効果に悩みどころ

ダニングクルーガー効果とは、特に優れているわけでもないのに、自分が「優秀である」と認識してしまう心理現象。

例えば、テスト前に「この範囲は簡単だから勉強しなくても大丈夫」と思い込み、予想以上に低い点数を取ったしまう。

あるいは新人営業マンで、話が上手い人に多い例で、「喋るのは得意だから簡単に売れる」と自分の能力を過信し、結果的に全く成果を上げられなかった。などの現象があります。特に採用面接時にこのような人物によく出会います。要注意人物です。ちなみにこの手の人間は若手だけでなく。ベテラン営業マンでも、出会うごとがあります。もしかしたらこちらの方が要注意かもしれません。こちらは、更に上手くいかないと開き直りもあるのでタチが悪いです。理由は自分の能力の無さを決して認めないからです。

それとは逆もあります、すれば出来るのに自信がないのか常に弱気です。人間的には好きなんだけれど、周りの顔色を見がちでスピード感に欠けます。でも人間としては誠実です。

長い期間働いているとこのダイニングクルーガー効果とは一種の病気ではないかと思います。ものの本によると自覚さえあれば治療は可能だそうです。問題もなく仕事や生活ができるそうです。

問題は自覚の無い40代以上です。タチが悪いので関わり合わないほうがいいです。

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もっと素晴らしい明日を手に入れるために「ライバルは必要なのか?」

20年余り前、小中学、高校に導入された新しい学習指導要領は従来の詰め込み教育ではなく、皆んなで協力して課題を乗り越えることをよしとする教育方針(ゆとり教育)となりました。

競争は全てが悪というわけではないですが、日本の職場環境は働きやすさ居心地の良さ追求するがあまり、特に若者のストレスの免疫力低下と働きがいの消失をもたらしました。

職場の人間関係の中で、競争心はイノベーションの種になる一方、居心地のいい環境は、逆にチャレンジ精神や新しい発見を遠ざける影響があるようです。

こうした競争環境喪失の中にあって、唯一失われないものが「ライバルの存在」です。ライバルの存在が劇的な瞬間を生み出す現実も存在します。

そういえば厚生労働省が面白い分析をしています。エンゲージメントと会社の業績の因果関係は認められないとの話です。時は多くのコンサル会社が企業業績向上にエンゲージメントを挙げていますが、大手企業経営者が自社の経営課題にこのエンゲージメントが13位ぐらいランクされています。
恐らく、企業業績が良い会社がエンゲージメントを促進しているだけで、それを安易にコンサルタント会社がエンゲージメントを高めると業績が上がるという逆説を唱えたのでしょう。しかしながら実際の経営者はそう思っていないということです。

テレビのコメンテーターや評論家達はこのコンサル会社の口車に乗っているのです。それを安易に受ける一般社員は恐らくエンゲージメントを高める施策を求めてくるでしょう。

話の始めに示した、居心地の良い職場と、働きやすい環境とは違うとかもしれません。これ以上日本の価値が下がるようになってほしくないので、この内容を選んでみました。

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