その姿に凛々しさを

 今年も会社の仕事は残り一週間となったこの週末土曜日、9月から始まった数多くの受注対応に製造部門はてんてこ舞いの毎日でした。まだそれは解決したわけでもありませんが、先週のボーナス支給から明らかに工場は年末ムードです。それも仕方ないのかもしれません。材料加工グループは午前中で仕事を終了する人達もいます。

 午後の作業開始、溶接部門の社員2名がサーバーラックの歪みとり作業なのか、木槌の叩く大きな音だけが静かな広い作業場の片隅にその姿がありました。
その人はその静かさの中に溶け込むように一人黙々と作業をしていました。全く気がつきませんでした。本当に静かに誰に主張する事もなく仕事をしています。小さな子供を抱え週末もおそらく忙しいはず。
工場の作業工程が遅れていること知っている彼女は誰に告げる事もなく、静かにそして確実に力強く作業を進め、成果物が積み上がっていきます。

 「こんな受注量無理だよ、営業は何考えているんだよ。」「勘弁してくれ」「バカバカしい」など多くの男達は弱音を吐きます。
そんな中、何も発することなく静かに確実に作業を進めるその姿に、私は感謝といより、凛々しさを感じ立ちつくします。

そして思います、これが私達が目指す姿。

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