ありがとうが持つ力

最近、工場内でも仕事が忙しいこともあり、つい厳しい口調になったり刺々しい言葉を発する場面を見かけます。忙しいからしょうがないなのか、上司から言われたり同僚から言われた社員は心が傷つきます。
余裕が無いからと言いたいのでしょう。
でもこう言う人はスーパーやコンビのレジでも同じように振舞います。

「ありがとうと言われると」「ありがとうて言うと」
ありがとう、て言葉は言われた人より、言う方の人間のトゲトゲを削ってくれます。余裕が無い時こそ「ありがとう」を言うのです。そうすると自然に心が整えられるのかもしれません。

残念なことに本日2人の社員が退職します。「そんなに世の中甘く無いよとか、辛抱が足りないとか」言う人もいるでしょう。
でも一生懸命働いてくれた2人に感謝しかありません。彼らにも言いたい事沢山あるでしょう。

時に思うのです、上司や高みを望む人の多くは自分を高い位置に置いて振舞います。だからどうしてもその高い位置を守るために「高圧的な言葉」や「余裕がない振る舞い」をします。
私は社長ですが、常に自分の位置を一番低い所に置きます。そうすれば落ちる心配はありません。「ごめんなさい、私が間違っていました」「ありがとう」も素直に言えます。
社長としての威厳を言う人もいますが、威厳は要りません。
人は人と関わり生きていきます。
人生は日々のたわいないことの積み重ねでできています。大きなイベントでできてるわけではありません。だから日々の「言葉」「対応」が大切なのです。

ありがとうは相手への感謝の気持ちだけではありません。その言葉から相手とのそしてその空間を整える力があります。そして自分の心を整え、余裕と優しさが育まれます。
結果自分のためになります。

今日退職する二人に「ありがとう」。

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