会社の仕事の面白さとブラック企業

最近、約30年前にその当時勤務していた会社で私が提案した事業が採用され、まだ課長でもなかった私が新しい事業本部の責任者なったことを最近思い出します。
当時は私も30台後半、約1年間はほぼ土日無く、家に帰らないことも度々でした。その時のメンバー12名でいたが、途中辞めていく人間もおりましたがとにかく夢中で楽しかった。

そんな事業部も2年目に売上高50億円を超え、スタート時のメンバーだけでは足りず、新たな人員が他部署から異動してきました。そうなるとスタート時メンバーと途中組にギャップが生まれ組織はガタガタになっていきました。

今にして思えば途中組からみたら明らかに「ブラックな職場」だったのでしょう。でもスタート時メンバーは自分達で好きで始めた事業部だったため、仕事がたのしたくてしょうがない状態でした。
スタートアップ企業がブラック企業化しやすいのはこのような意識の違いによるものかと感じます。今年も新入社員の早期退職理由ベスト10を見ると「人間関係」「長時間労働・休日」「仕事が合わない」なのでした。若い人に3年は我慢したほうがいいと言ったことが昔のような気がします。仕事をする目的は時代とともに変わるのでしょうが、

不思議に「一生懸命」に仕事をしないとなぜ楽しくないんだろうと思います。

とにかく忙しいと「大変です、辛いです。」と言う人、忙しいことを楽しく思う人がいます。同じ仕事なのに大きな違いがあります。

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