アップサイクルという言葉を知っていますか?

アップサイクルとは、使わなくなったものや廃棄された物を、新しい価値や用途を持つものに変えることです。
例えば、古い服をバッグやクッションに作り変えたり、空き瓶を花瓶やランプにしたりすることがアップサイクルの一例です。アップサイクルは、廃棄物の量を減らし、資源の節約につながります。

リサイクルとは、使わなくなったものや廃棄されたものを、原材料に戻して再利用することです。リサイクルは、廃棄物の量を減らし、資源の節約につながります。また、環境汚染や温暖化の防止にも貢献します。

アップサイクルとリサイクルの違いは、廃棄物の価値にもあります。アップサイクルは、廃棄物の価値を高めて新しいものに変えますが、リサイクルは、廃棄物の価値を下げて同じものに戻します。

現在、当社長年製造してきました公衆電話ボックスが年間1万台近くが廃棄されています。
25年前は全国に約76万台あり現在は13万台です。おそらくこの10年で約4万台程度まで縮小されるでしょう。役割を終えた製品であり仕方ないことではあります。しかしながら新たな利用の仕方によっては新たな価値を生むのではないでしょうか?

また当社の主力製品であるサーバーラックが同じように廃棄されています。鉄製であり壊れる物ではありません。しかしながら搭載する製品の進歩により、新たな仕様のサーバーラックが必要です。

今回、「アップサイクル」という言葉を知り、地球環境に優しく、リサイクルから一歩前進した新たな取組が必要ではないかと考えています。当社は製造メーカーです、しかしながら機械を使い製品化するだけでなく、役目を終わり廃棄される製品達を新たに生まれ変わらせる、「物作り」も当社が目指す未来にしたいと考えています。

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