技術や能力を補う科学の進歩

工場従事者不足が言われ何年も経ちます。特に技術の継承が出来なくなることは、一企業だけの問題でなく日本の財産の損失です。


しかし科学の進歩はそれをも克服できるかまもしれません。
考え見れば縄文時代の日本人の視力は6.0だったそうです。しかしながら日本人の視力は段々悪くなるものの、メガネという道具によりその弱さが補完され、江戸時代に比べて実質視力は向上しています。中々仕事の仕方を文章によるマニュアル化は意外に手間がかかるもので、作成に長い時間がかかると共に文章から理解することは難しいです。しかし今は映像にできます。見て覚えることができます。営業のプレゼン資料作成もPCの操作に長けた人が担ってきました。

しかし今はAIが作成してくれます。文章を作る能力は必要なくなりました。つまり目が悪い人を助けるメガネのようなツールが沢山あるわけです。勉強ができない人にチャンスが来たのです。あとはこの役立つツールを皆んなで見つけ出す事です。そうすれば今まで学校の成績で徳をしていた人達に勝てるのです。大手企業との戦い勝つことが当社にもできるかもしれません。

豊富な知識がなくてもできることが増えたとして、その先の人間には何が求められるのでしょうか?
口下手だけど物作りに長けている、手先が器用だとか、最後まで諦めないで物作りができる我慢強さだとか、あるいは既成の考えに捉われない自由な発想が必要になるのかもしれません。

我々製造業に携わる経営者はそのような資質を持つ人材を確保し、丁寧いな教育をし育んでいく必要があります。
まだまだAIにとって変われない分野はここ10年は続くかもしれません。

1900年のニューヨークの道路は馬車が行き交っていました。その13年後ニューヨークの道路には数多くの自動車が行き交っており馬車がありません。
今から100年前の変化でも急激にです。現代の変化はどのようなスピードで起きるのでしょうか?

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