全て遠隔で工場が稼働したら

先日、EARTHBRAINという工事用重機の遠隔操縦を研究開発している会社訪問した内容をブログに上げました。どうして遠隔で重機を動かす必要があるかと言えば、暑かったり寒かったりなど大変厳しい環境の中での労働を敬遠する人が多くなり、重機のオペレータ不足が深刻な問題になるためです。
大工さん不足、重機オペレーター不足、農業従事者不足、製造業従事者不足など深刻な問題です。一つにはコスト削減のしわ寄せがこのような現場搾取にきている報いではないかと思います。
小売業はとにかく安く、お米や野菜などもとにかく安く、建設コストもとにかく安く、工業製品もとにかく安く、結果そこに携わる人間のコストも安さが要求されます。そしてそれらの全ては中小企業が受け皿です。

このEARTHBRAINを視察した人の意見で、当社のような板金加工の工場の機械を遠隔で操作できないか質問した人がいました。
もしも遠隔で自宅のリビングで操作ができたらどうなるのでしょう?

TOYOTAフォークリフトの営業マンが無人のフォークリフト(遠隔操作)を紹介してくれました。その場合免許は要らないそうです。ついでに倉庫の自動化に関しても今度説明を受けます。この倉庫の自動化は建物が一つの生き物のになっていて、倉庫への荷受けから、受注業務の無人化更に出荷作業、トラックへの積み込みも無人で行うそうです。

昨今の人手不足、採用活動をしても中々応募が集まらないなどの課題を抱えた当社は、夢物語に見えるこの自動化を真剣に考え実行する時が来たように思えます。

そうなった時に人間は何をするのか?

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