石狩データーセンター視察にて

本日10月4日北海道にある「Sakura インターネット」の石狩データセンターを3時間視察しました。このロケーションの石狩工業団地は山手線内の面積の50%を誇る日本で3番目に大きい工業団地です。

そこに13年前からデーターセンターを構築し始めたそうです。サーバー6万機を有し、今なお拡張中です。需要が追いつかず、他社の追随し、隣の敷地には「京セラ」「東急不動産」が同じくデータセンターを建設中です。

追いつかない需要を賄うため、海外企業も日本を狙っています。北海道はサーバーの熱解消のエネルギー使用が本土の50%以下に抑えられる優位点があるそうです。

建物、中は全くの写真撮影が不可のためその巨大さが伝えられず残念です。
その中で特に凄いのは
エヌビディアのGPU搭載サーバーです。大きなサーバーラックに1台しか搭載できないそうです。理由は通常のサーバー10倍の電気を消費し、膨大な熱を発するそうです。このエヌビディアのサーバーは1台6000万円だそうです。しかしながらその装置を使用したいユーザーが大勢いるそうです。このAIの進化はとてつもない産業を生み出すようです。

このデータセンターのサーバーラックは日東製が幅を利かせていました。
更にアイルキャピングが設置されているのも特徴的でした。
またOAフロアーではなくコンクリート床にそのまま設置しているも特徴的です。
全ての配線は上からです。冷気も上から落ちてきます。

当社の事業の柱の一つにこのデーターセンター需要の掘り起こしが必要を感じました。
当社が何ができるかです。

ちなみに
これからソフトバンクが苫小牧に巨大なデーターセンターを建築するとのこと。

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