
人のことは気にしないこと。

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私がいつも思っていることが、この言葉に現れています。長く考えてもほぼ結果は一緒てことです。つまり長く考えて時間を使うよりも、早く決断して次の案件、次の案件と数を沢山行うことのほうが、成果は増えるように思います。
普通の人は残りの14%をいくら長い時間かけても達成できないでしょう。それが才能なのです。でも一般の仕事はこの86%をクリアーすれば十分です。
今から30年前の私の上司はこの残り14%にこだり、私に仕事をさせました。その時から、仕事はそうではないのではと、疑問に持ち、自分自身はその後はその事にこだわる仕事の仕方はしません。才能がない人がこの14%にこだり過ぎると、時に自己満足だけになりがちです。
あるようです。とかく年齢を重ねた人間は、この14%を埋めたがります。より良い仕事をする意味では一見間違ってない行動に見えますが、成果量が会社の価値です。仕事の一つひとつの14%の価値を天秤にかける必要があるようです。
ケンタッキーフライドの大株主の三菱商事がカーライルというアメリカのファンド会社に売却されました。
ケンタッキーは売上高は好調で2021年1439億円が2024年は1760億円と伸ばしています。
売上が伸びた理由には中嶋祐子さんがマーケティング本部長に就任したことが大きいです。利益の高い製品とお客様の関心を持たせる利益率の低い製品の組み合わせが絶妙に上手いマーチャンダイングを行っています。
ではなぜこの様に好調なケンタキッキーを売却したのか、そしてなぜカーライルは今回のTOBで1300億円も支払ったのか?一つ言えるのは三菱商事にしてみればこの程度の売上規模には興味がないということなんでしょう。商社が事業の柱として飲食業としては取組まないということでもあるのかもしれません。
ちなみにカーライルは以前名古屋の一喫茶店チェーン店のコメダ珈琲を買収して全国に拡大して成功し、その後売却しました。また「はなの舞」も同様に同社が買収し全国展開を行いました。もしかするとカーライルにはこの飲食店チェーン事業のノウハウがあるのかもしれません。あまり独自の考えが全てと固執するよりも、新たな人間が独自の発想でマーケティングを大きる見直すということも大切なのかもしれません。
当社も新たなマーケティングを導入する必要があるようです。これは今いる社員がダメなのでなく、飛躍するには新たな目や頭や嗅覚が必要なのでしょう。
私は板金加工会社である長村製作所で仕事をして丸6年が経過しましたが、入社したての社員の悩み事に「専門用語」を上げる人が多くいることが気になります。
つまり、ベテラン社員もこの専門用語を使用し、取引先の方々も専門用語で話すので、知らないと話にならないと考える傾向があります。
おそらくこれはベテラン社員の罠です。この専門用語を使うことに意味など全くありません。新人を排除するための罠です。分からない言葉で話していれば「お前ごときなど相手にしないよ」の表れです。
なので新人諸君、専門用語など全く関係ありません。少なくとも新人と分かっているいるのに専門用語を使用し話をすること自体、そのベテラン社員のほうが社会常識を知らない程度の低い人です。少なくとも相手に理解できるように話すことが大切だということぐらい分からないとダメです。
私はこれからも分からない言葉に関しては、何度も聞き、可能な限り一般用語に変換して、周りの社員に伝えていきたいと思います。
心配しないで当社を目指して来てください。
稲盛さん話でこのような話があります。
仕事の成果は下記の方程式で決まる。
熱意(0~10点)*考え方(-10~+10)*能力(0~10)
この熱意*考え方*能力の掛け算で成果は決まるそうです。
その中で、熱意と能力にはマイナスはなく0~10までの力があるそうです。
しかしながら考え方にはマイナス~プラスまであるそうです。
つまりどんなに熱意があっても、能力があっても、考え方が間違っているとマイナスの成果しか出ないということです。
自分のことだけを考え、自分の考えを曲げない、自分の考えに固執する、そして自分の考え方を見直しもせず、間違いに気が付かない人。特に問題児は今までのやり方を変えない人。
このようなことが起きる理由は簡単です。本人が楽だからです。
このような人はどんなに能力や熱意があっても結果、会社にはマイナスの成果をもたらすのです。
長村製作所は常に時代を読み、顧客が求める製品やサービスの変化に敏感になり、更に商習慣の変化にも対応することで、自社内でのイノベーションを繰り返すことができる企業を目指しています。若い人にもチャンスが沢山ある会社です。
最近、稲盛和夫(京セラ創業者)の本を再度読むことがあります。
その中で有名な話ですが、人間には3種類いるといいます。
1.一人は自ら心に炎を燃やすことができる人。
2.一人は炎の心を持った人が近づくと燃える炎を心に持てる人。
3.一人は自ら心に炎をともすこともできないし、炎の心を持つ人が近づいても燃えることができない人。
中々、自ら心に炎をともすことができる人は沢山いるわけではありませんが、炎を持つ人が近づくと自分自身の心に炎を燃やすことができる人間はある程度いるそうです。
私達長村製作所は1.2の人達を待っています。皆さんの心に炎をともせる人がいますよ。