
つくば市北条にある「青山」。うどんだけのお店です。
釜揚げうどんかもりうどんの2種類だけです。一言、美味いです。

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よく社内でなぜあの人は直ぐに「できません」「無理ですよ」と口癖の人がいます。
それをあいつは使えない奴で片付ける人がいます。
出来ないという人は、生まれたときから出来ないと言い続けて大人になったわけではありません。そのように言わないと自分の身を守れなかったのでしょう。
ダメな奴と言われようが、攻撃されたり、批判されたするぐらいなら、「できません」という甲羅を被ることで自分を守ってきたのです。
そのためには硬い甲羅を脱いでも安全であることを証明する必要があります。甲羅を着ている人を責めたところで、問題の解決にはなりません。
人間は人それぞれに正義があります。その正義は誰の為のものなのか?
昨日、足利市の「赤石製作所」の工場を見てまいりました。
この工場は従業員102名の板金加工会社です。
訪問した理由は
自動化が進んでいる(アマダの言い分によると全国的に珍しい)
タレパン作業での板材が自動化(1枚目・2枚目の写真)特に棚は幅が50mとい巨大なもので、ここにロボットが搭載され2台に複合機に板材を供給しています。24時間稼働しているそうです。
3枚目の写真はロボットが曲げ作業をしています。完成品は自動で所定の位置に積まれます。
4枚目は自動金型交換機付の曲げの機械です。(3台導入ずみ)
4枚目は自動金型交換機です。
この会社、当社同様、小ロット多品種で1ショット平均50台程度だそうです。2交代制で作業が行われています。
またこの工場の建物は50年以上経過していますが、設備は最新鋭です。またこの工場は自動化を目指し、現在進行形です。
来年からの当社の工場設備改善計画(機械の導入)の参考になりました。
出来の悪い社長ですが、長村製作所に入社して丸6年が経過致しました。
社員皆のおかげです。
今年は年明け早々から14時間にも及ぶ癌の手術後リハビリ、在宅勤務と段階をおいて職場に復帰して今に至ります。
この6年間を振り返り私なりに考える今の長村製作所、そしてこれからの長村製作所があります。
このブルグを見る社員からしたら一部不快に思うことも今回は書きたいと思います。それは私なりの長村愛でもあります。
冒頭で出来の悪い社長を告げました。それは明らかで60歳までは確かに前の会社で役員をしていましたが、自分の想いをかなえることなく定年そして退職しました。悔しさ120%でした。
当社の社員も皆同じような境遇なのではと思います。新卒で入社された方の多くは、本当はもっと大きな企業に就職したかったでしょう。あるいは中途で当社に再就職された皆さんも、前職で上手くいかなかった、あるいは私の様に悔しい想いをして、新たな職場として当社を選んだんだと思います。
つまりみんなが世間で言うような「優等生」「優秀な社員」「優秀な学生」ではなかったと思います。それなりにみんな傷つき、悩み、悔しさを何度も味わい、それでも生きていくためそして働くために当社に来たんだと思います。
これまで私が働いてきた多くの職場で起きたことと、同じことがこの会社でも起きているような気がします。つまり多少知識や経験がある人間は、やはり劣っている人間を差別する傾向があります。自分はしてないつもりでもしているのです。前の会社であるいは学校で自分がされたこと、経験したことを忘れ、自分に嫌な思いをさせた人間と同じことをしてしまうのです。
前のブログで1億円以上稼ぐ日本人の共通点の一つに「小さいころ親に些細なことでも沢山褒められた経験がある。」ことを聞いたことがあります。
褒められた人間は「挑戦」する気持ちが宿っているんだそうです。そして褒められるとたとえ挑戦したことが失敗しても、新たなことにまた挑戦するそうです。
それとは逆に褒められず、失敗したことを否定、避難された人間は、「挑戦」することをしないそうです。なぜなら失敗した時、とてつもなく辛いことになるからです。だからその恐怖から挑戦はしません。だから傍から見たら「やる気がない」「逃げていいる」とまた否定されるのです。
当社の社員の多くは前職や学校で否定されたり、認められなかったりすることが多かったのではないかと思います。
それぞれの社員がそれぞれの傷をおいここにたどり着いたのです。そして皆で仕事を仕事をしています。
長村製作所は常に挑戦し続けなければ存続はできません。それは「生産規模」「技術力」「知識」「経験値」がどの企業よりもすべて優っているとは言えないからです。
このブルグを見た社員の中には「社長は甘い」「社員を甘やかしてどうするんだ」「あいつは何を言ってもダメなんだ」と言いたい人もいるでしょう。
そのような人にあえて言いたい「あなた自身ももっとレベルの高い会社で仕事をしたら必ずあなたがダメな部類にされます。」
競争社会だから仕方ないところもあります。
それでもあえて当社の社員にはそんなキズを持ち悔しさを味わった人間が多くいます。だからこそそれぞれの社員が自分の身の丈にあった「挑戦」に取組めるようにみんなで取り組んでみたいのです。後ろ向きの社員にもいつの日か必ず「挑戦」してほしいのです。
そしてそんな私達の力で、多くの企業の中で「勝ち残る企業」を実現したいのです。
将来、そんな長村製作所で共に「生き生き働きたい」をこの目で見て人生を終盤を迎えたい。
週末に金属加工を中心とした中小企業の社長さん達44名との懇親ゴルフコンペとその後パーティに参加しました。
参加して思ったのはやはりサラリーマン出身の社長とオーナー及び2世社長は思考回路が違います。
サラリーマン出身社長はどうしても思考、行動にルールや人の目を気にする態度から抜けきれません。
それに対し最初から社長は.まず自分が楽しむことが最優先です。そこには制約がありません。一歩違えば誤解される可能性もあります。でもこの制約の無さが明らかに一般人とは違う行動を行います。ここにダイナミックも感じます。おそらく事業を行う人と作業を仕事だと思いがちなサラリーマンとはこういうところで差が出るのでしょう。
もう一つ地場の社長さん方はゴルフが上手い。トライアスロンを楽しむサラリーマン社長が多いことで、社長にもタイプが生まれるようです。
ゴルフの戦略とトライアスロンの戦略は明らかに違います。
ゴルフは限りなくミスを減らし、最小スコアーで回るかです。それと比べトライアスロンは事業計画達成プログラムに似ています。
明らかに中小企業の戦略はゴルフに似ています。よって社長さんたちがゴルフが上手いのは会っているわけです。
私はゴルフも上手くないしトライアスロンもしませんが、私は私なりの中小企業社長を目指したいと思います。